ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

飛行神社

2015-04-03 00:11:45 | ぶらり都めぐり
背割堤でお花見をした後、八幡市駅近くをぶらついてみました。


石清水八幡宮東山麓の東高野街道に沿って流れる大谷川に架かる安居橋(あんごばし)です。
弓なりになっているので、通称太鼓橋とも言われます。9月15日には石清水八幡宮の放生会が行われるので、この橋の上・下流のみ放生川と呼ばれています。放生会では川には魚が、橋の上からは鳩が放されるそうです。



安居橋を渡って、東側の住宅地の中に飛行神社があります。
愛媛県八幡浜市出身で日本で最初に動力飛行機を飛ばした二宮忠八(1866-1936)氏が、飛行機による犠牲者の霊を慰め、空の安全を願う神社を私財を投じて創建した神社です。
祭神は饒速日命(ニギハヤヒノミコト)と航空殉難者と先覚者、製薬業界の功労者が祀られています。

飛行機に乗る時の安全をしっかりお祈りしてきました。



神社の社務所は大きなビルの「二宮忠八資料館」になっています。
二宮忠八氏の生涯とゴム動力で飛ばす「カラス型飛行器」、人の乗れる「玉虫型飛行器」等が紹介されています。



境内に大阪湾から漁網にかかって引き揚げられた零式戦闘機のエンジンが展示されていました。



ちょうど「八幡のまちかど雛まつり」の期間で、資料館の二階にもたくさんのお雛様が飾られていて、こちらは八幡浜地方に伝わる「座敷雛」を模したもので、空に浮かんでいるのはカラス型飛行器です。


コメント
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