関宿旅籠玉屋歴史資料館は市文化財に指定されている江戸時代の旅籠建築を修復し、旅籠で使われていた道具類、浮世絵、掛軸などの美術品類、歴史資料などを展示し、江戸時代に栄えた旅籠の姿を再現しています。


入ったところの帳場で番頭さん(?)が迎えてくれていて、一瞬ギョッとします。

坪庭をはさんでいくつもの座敷が続いています。


立派な欄間。

二階の客室にはお膳の用意がしてあって、

隣の部屋にはお布団が敷いてありました。
お布団はかなりせんべいで。

大きな台所にはお酒の用具や、

おくどさんが。

二階の間の窓は、

外から見ると宝珠の玉をかたどった虫籠(むしこ)窓でした。
「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と歌われ、たくさんの部屋がある立派な造りの旅籠屋でした。
土蔵の中には歌川広重の「東海道五十三次」の浮世絵が展示されていました。
三重県亀山市関町中町444の1
近くにある「関まちなみ資料館」(江戸時代末期に建てられた町屋建築)とセットで入館料300円、開館時間:午前9時~午後4時30分、休館日は月曜日と年末年始です。
文久元年(1861)鑑札渡方覚 勢州関宿泊所 玉屋利右衛門 控宿 ツルヤ吉兵衛(近江商人DB)
とありますが、ここのことでしょうね。
が~、その下の小さな小さな窓にこの「近江商人DB」が出ていますが、余りに小さくて、また元のプログラムとも変っているようで何にも役に立ちません(ただ出来てるよと言っているだけのようで)。
こんなん検索する人なんかないワナ、と主催者自身が考えているような感じですね。
ああ、故先生ありせば、なあ!