ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

2015年青春18春の旅(関西本線~養老鉄道へ)(3)養老鉄道

2015-04-08 02:38:11 | 遠出(国内)

桑名駅の東口は二度出たことがありますが、こちらの西口は初めてです。
前は住宅街で、どこかでお昼をと探したのですが、しばらく見当たらず、コンビニで何か買おうかと歩いていると、やっと丼うどん系の食堂がありました。
丼を食べてから、養老鉄道に乗りに駅に戻りました。



桑名駅はJRと近鉄、そして養老鉄道が乗り入れていて、養老鉄道は西口に近いほうにホームがあります。JRの券は有人窓口で売っていて、自動改札機を通りますが、養老鉄道の券は改札口の右にある券売機で買って、自動改札機の横に立っている駅員さんに見せて入ることになっています。階段を上がって、跨線橋の一番手前から階段を降りると、



5番ホームが近鉄線、4番ホームが養老鉄道のホームになっています。
その二つのホームの間も仕切りがあって、通過する時にまた駅員に切符を見せなければなりません。
4番ホームに待機しているえんじ色の列車が、桑名発大垣行きの養老鉄道です。



養老鉄道は混雑する列車以外、電車内に自転車をそのまま持ち込める“サイクルトレイン”になっています。通学・通勤で家から自転車に乗って、途中電車に乗り、降りた後もまた自転車で行けるって便利でいいですねえ。
また、多度、駒野、養老、揖斐のどこかの駅で借りたレンタサイクルは電車に乗って移動した後、これらの別の駅で返すこともできて便利です。
 


桑名発14:05の電車に乗りました。



一番前の運転手席後ろに保線区の人がずっと貼りついて立っていました。
JR関西本線が1両で満席、立っている人も多かったのに比べて、こちらの列車は3両編成でゆったりと座って旅することができました。関西本線は平日でもハイキングや観光する人も多いので、もっと車輛を増やしてもらいたいものです。そのへんが経営効率中心のJRと地域のお客さん優先の路線の違いでしょうか。



桑名から大垣まで17駅約1時間、ごとごとのんびり走って行きます。
線路は鈴鹿山脈の山すそを回り込むように走っているので、ほとんどずっと右側は広い田畑、左側は山並みが続いています。山のあちらこちらに桜の花が咲いているのが見えます。

多度駅、養老駅など見所のある駅がたくさんありましたが、今回はスルーして、
大垣駅に15:14に着き、反対側のホームから15:25に出る養老鉄道揖斐行きに乗換えました。
ホームにあるお手洗いで用を足して乗換えるのにちょうどいい乗り継ぎ時間にしてくれています。

大垣から乗ったのもえんじ色の列車、今度は9駅、15:49に終点揖斐駅に着きました。



ホームから数段下がったところに駅舎があります。



改札口の左が待合室。






駅前風景。

45分後の列車までどこかでお茶でもしようかと思っていたのですが、飲食できるようなお店は見当たりません。地元の名産品を売るお店も昼12時までの営業となっています。



急遽予定を変更して、乗って来た電車の折り返しで15:55発に乗ることにして、切符を買い、、、それでも、しつこく、

終着駅らしいレールとか、



電車の姿を写していると、発車の笛が鳴って、大慌てで「乗りま~す。」と駆け込み乗車してしまいました。折り返し時間が6分しかないことをすっかり忘れていて、ご迷惑をかけてしまいました。


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2015年青春18春の旅(関西本線~養老鉄道へ)(2)笠置駅周辺

2015-04-08 02:37:06 | 遠出(国内)
笠置駅の前には大きな桜の木があって、その下に元弘の乱を表す人形が展示されています。


1331(元弘元)年9月2日~28日、鎌倉幕府討幕を図って挙兵した後醍醐天皇の軍勢と足利高氏(後の尊氏)らの鎌倉幕府軍の間で戦われた笠置山の戦いの様子です。鎌倉幕府軍は75,000、天皇側の兵は3,000余と戦力の面では圧倒的に不利な状況でしたが、笠置山は天然の要害ということもあって天皇軍は善戦しました。弓で戦う武将は足助重範、巨岩を敵に投げつけようとしているのは般若寺の僧本性房です。
その後、9月28日の夜に風雨の中、幕府側の陶山義高らが山に放火したことによって天皇側は総崩れとなり、笠置山はついに陥落、後醍醐天皇は幕府側に捕えられ、隠岐島へ流されました。



辺り一面に桜の花が散り敷いています。



駅の前にもう一つ、笠置の歴史を表す看板がありました。

絵「笠置春光」が表しているのは、京都大学名誉教授吉田光邦氏による解説では「天武天皇がまだ大海人皇人であったころ、一日このあたりで狩猟した。大鹿を追って山頂の岩をかけのぼれば、下は深い谷である。瞬間、皇人は仏に祈って危機をのがれた。皇人その場のしるしとして笠を置いて帰り、のちに巨岩にミロク像を彫って報謝の意を表した。これは「笠置寺縁起」や「今昔物語」(巻十一)に伝えるところである。」
絵の皇人の馬の下の岩が笠置の名の由来になった笠置石で、仏の岩が弥勒石です。

看板の右下にあるのが「笠置形燈籠」で、平安時代笠置寺参道に建てられていたと伝えられる燈籠を復元したものです。
ちょっと見にくいですが、頂部に擬宝珠をのせた縦長の石の上部に開けられた格子状の窓の中に灯が灯されます。



駅から鄙びた街道の街並みが続いています。相楽郡笠置町、ここも京都府の中です。



白砂川の上に関西本線の鉄橋が掛かっています。



その鉄橋の下をくぐって木津川の河川敷に出ると、桜の木がたくさんある広場で、キャンプ場やグランドゴルフ場になっています。中央の桜の森の奥に笠置駅があります。



街道をさらに歩いて行き、関西本線の次の陸橋の下をくぐり抜けると、



木津川に架かる笠置大橋に出ました。車道と歩道に別れた大きな橋です。



木津川はこの辺りから上流は巨石がごろごろ転がっていて「鹿ヶ淵(シシガフチ)」と言われています。



木津川とは反対側の街道を上がっていくと、道が分かれて笠置山への登山道がありました。
かなりの急坂だったので、ここで回り道して駅に向かって戻りました。



笠置山に登らないで、街道をずっと進んで行くと、柳生の里に続いているようです。
このマップの左半分が柳生の里です。いつか行ってみたいけれど、柳生の里はちょっと遠くて、足の便の悪い隠れ里です。



笠置駅10:50発のJR関西本線亀山行きに乗って東に進みました。



12:05亀山着。
12:24亀山発の快速名古屋行きに乗り継いで、13:07桑名に着きました。


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2015年青春18春の旅(関西本線~養老鉄道へ)(1)JR笠置駅

2015-04-08 02:35:58 | 遠出(国内)
今年の春の青春18の旅は1回だけしか行けませんでした。

雨の日が多い中、4月7日にやっと晴れ間を見つけて出かけました。



京都駅8:09発のJR奈良線区間快速で、9:01木津駅着。
木津駅は京都・奈良・大阪からの線路が交錯する要になっていて、ただっ広い平地の中に新しい大きな駅が作られています。

木津駅9:23発のJR関西本線快速加茂行きで、9:28加茂駅に着きました。




加茂駅9:36発のJR関西本線亀山行きに乗換え、




9:43笠置駅に着きました。
こんなに細切れに乗換えなくていいようにできないものでしょうか。



この駅で降りたのは、昔、春に笠置駅を通過した時に駅周辺が満開の桜であふれていたので、いつか花を見に来たいと思っていたからです。
しかし、今年は既にほとんど花が散った後で、盛りの花を見ることはできませんでした。通りかかった人が話していたのでは、「昨日まではきれいだったのに、雨で散ってしまった」ということでした。残念!








でも、次の電車まで駅の周辺を散策してみることにしました。


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さくらよさこい2015

2015-04-05 23:23:10 | ぶらり都めぐり
毎年4月初旬に京都で開催されている「京都さくらよさこい」、今年は第11回目、150チーム、4,500人の参加で、4月4日(土)5日(日)に行われました。。
市役所前広場は毎年メイン会場ですが、今年は三条商店街や府立植物園、下鴨神社でも行われていて、下鴨神社は近場だったので、見に行ってみました。



4日は雨もあがって、鴨川一帯の桜も満開でよかったのに、




5日はあいにくの雨で、ちょっと小雨になったりまた降り出したりで、残念でした。
それでも元気に演武する踊り子隊は、高知からはるばるやって来たゲストチーム「ほにや」です。




毎年本場高知で行われるよさこい祭りで金賞や大賞を受賞している「ほにや」の踊り、見事に揃って、さすが~!でした。

雨でレンズが曇ってしまって、お見苦しくてすみません。
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2015年春の花

2015-04-05 00:14:38 | その他の植物
今年の春、我が家で咲いた花です。


品種不明のピンク椿。(3月16日)



八重の桜。(4月4日)



紅卜伴。(4月4日)



美保の関藪つばき。(4月6日)



月光。(4月10日)



品種名不明の白椿。(4月11日)



フタバアオイの若葉が大きくなってきて、葉の下には既に下向きの花が咲いていました。(4月8日)



昨年咲いた花から種がこぼれ落ちて子苗がたくさん生えてきました。
株分けでも殖えるし、自然の状態では絶滅の恐れがあると言われていますが、栽培するのはわりと簡単にできるものです。

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飛行神社

2015-04-03 00:11:45 | ぶらり都めぐり
背割堤でお花見をした後、八幡市駅近くをぶらついてみました。


石清水八幡宮東山麓の東高野街道に沿って流れる大谷川に架かる安居橋(あんごばし)です。
弓なりになっているので、通称太鼓橋とも言われます。9月15日には石清水八幡宮の放生会が行われるので、この橋の上・下流のみ放生川と呼ばれています。放生会では川には魚が、橋の上からは鳩が放されるそうです。



安居橋を渡って、東側の住宅地の中に飛行神社があります。
愛媛県八幡浜市出身で日本で最初に動力飛行機を飛ばした二宮忠八(1866-1936)氏が、飛行機による犠牲者の霊を慰め、空の安全を願う神社を私財を投じて創建した神社です。
祭神は饒速日命(ニギハヤヒノミコト)と航空殉難者と先覚者、製薬業界の功労者が祀られています。

飛行機に乗る時の安全をしっかりお祈りしてきました。



神社の社務所は大きなビルの「二宮忠八資料館」になっています。
二宮忠八氏の生涯とゴム動力で飛ばす「カラス型飛行器」、人の乗れる「玉虫型飛行器」等が紹介されています。



境内に大阪湾から漁網にかかって引き揚げられた零式戦闘機のエンジンが展示されていました。



ちょうど「八幡のまちかど雛まつり」の期間で、資料館の二階にもたくさんのお雛様が飾られていて、こちらは八幡浜地方に伝わる「座敷雛」を模したもので、空に浮かんでいるのはカラス型飛行器です。


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背割堤でお花見

2015-04-02 23:57:08 | ぶらり都めぐり
今年の京都の桜は例年より早く開花し、3月末にはもう満開になっていました。
しかし、花が開いたと思う間もなく雨の日が続いたので、このままじっくり花を見ることもなく終わってしまうのではと心配しながら日和見しているうちに。。。4月2日(木)にやっと晴れ間が出てきたので、花見に行って来ました。


行ったのは、京阪八幡市駅から歩いて10分程の近くにある「淀川河川公園背割堤(せわりてい)」です。
男山と山崎の間で木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川になる地点で木津川と宇治川の間に長く延びる土手に1.4kmにわたって約250本のソメイヨシノが植えられています。



八幡市駅に着くと、大勢の人がぞろぞろと歩いて花見に向かっています。木津川にかかる大きな御幸橋を渡っていくと、



左手に長く桜の堤が続いています。






橋を渡った所から桜の木が両側から道を覆ってトンネルになっています。
この近くに、食べ物や特産品を売るテントもたくさん出されていました。今年の八幡桜まつりは4月1日~12日です。









晴れた青い空に桜の花がよく映えています。






1.4kmは歩くと相当長かったですが、所々に休憩ベンチがあり、休みながら行くと、最後の突端は階段になっています。



その先には右側から流れてきた宇治川が回り込んできています。
向かい側に大山崎山荘美術館が見えます。



先端の階段から降りると、堤の両側にも道があって、そこからまた桜並木を見上げながら歩いて堤の付け根の方に戻ることができます。



桜のトンネルの内側からと外側からの二回楽しめるしくみになっています。



広い河川敷にシートを敷いてお弁当を食べました。
ぽかぽかと暖かくて気持い~い。



南側を見ると、石清水八幡宮のある男山が横たわっています。


犬の散歩をする人、バーベキューをする人、ボールで遊ぶ子供、暖かい日差しのもとそれぞれに「お花見」を楽しんでいました。
しかし、最近ここが桜の名所として知名度が上がってきたせいか、晴れの日にお花見の人が集中したせいか、人出が半端ではなかったです。中には中国語も飛び交っていて、ウェディングドレスとタキシードで撮影をするカップルを3組も見かけました。海外から日本に結婚式をあげに来ているのかな?

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高野川から松ヶ崎疎水の桜満開

2015-04-02 22:04:28 | 松ヶ崎村風土記
4月2日、出町三角州から北山通りまで、高野川に沿って続く桜並木が今満開で見事です。





















松ヶ崎疎水の桜も満開です。










松ヶ崎浄水場の横にある辻堂(ついど)の椿は、





大輪の日光(じっこう)です。
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