夏の間、カルガモが子育てをしていた菊名池は、冬になってどんなようすになっているか見に行ってきました。そこには、北からのお客さんたちが来ていました(2021年12月5日)。
ここは、12月がいちばん紅葉がきれいになるときです。
いつもいるカルガモです。
そして、北からのお客さんの1番目は、
キンクロハジロ(カモ目カモ科)。
2番目はオスのくちばしが黄色いマガモ(カモ目カモ科)。マガモの子孫がアヒル、マガモとアヒルのかけ合わせがアイガモで、いずれも生物学的には同じ種だそうです。かわいい鳥ですが、一方では美味しい鴨肉として食べているので、複雑な気持ちになります。近くには鴨せいろの名店「鴨屋そば香」もありますし。
3番目はくちばしが黒いハシビロガモ(カモ目カモ科)。北からのお客さんたちはみな、カモの仲間でした。
こうしたカモなどの渡り鳥が、ロシアや北東アジアから鳥インフルエンザを運んでくると言われています。カモからカラスなどを介してニワトリにウイルスがうつると、抵抗力のないニワトリは死ぬので鶏舎のニワトリがみな殺処分を受けてニュースになるわけです。これが新型コロナウイルスのように強毒化して、ヒトからヒトへ感染するように変異しないかと恐れられています。私たちの癒しの存在である渡り鳥たちですが、そんな緊張感もはらんでいます。
そして、いつものカルガモたちは、
クエックエッと鳴きながら、みんなで地上に上がってきました。
地面でエサをついばんでいました。池には渡り鳥のお客さんたちがたくさんやってきたので、エサが不足してきたということでしょうか?
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