探してみると、身近な場所にも有名な建築家による建物はあるものです。このブログにはよく隈研吾氏の建築が出てきますが、今回は隣町の菊名にある隈研吾設計による高木学園附属幼稚園を紹介します。
この日は、ときどき通っている鶴見の病院から、鶴見川沿いをウォーキングしました(2021年1月19日)。
川から出てきて岸を歩いているカモの集団がいます。ホシハジロという種類で、シベリアから越冬のために日本にやってきているようです。
綱島駅近くに作られている、相鉄・東急直通線の新綱島駅。2022年下期に開業する予定です。
ここから、大倉山、菊名へと歩いていきます。隈研吾氏は大倉山の生まれだそうです。大倉山駅の近くには妹島和世氏(サナア)設計による大倉山集合住宅があります。
だいぶ歩いてきてやっと着きました。高木学園附属幼稚園です。では、建物を観察してみましょう。
木の格子で囲まれた隈氏らしい意匠です。幼稚園の雰囲気に合っていますね。
こういった印象的な絵が見られます。森本千絵さんがデザインを担当しているということです。
園庭です。
色や、高さ・幅の異なる格子が組み合わされて、遊びのあるモザイクのようになっています。
建物本体はオーソドックスな鉄骨造りで、木の格子は建物を支える構造体というよりは、単なる装飾に徹していますが、これだけで全体の雰囲気がずいぶん変わります。こうして見ると何てことはないんですけどね。
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