年始の寺社参拝は密になるので、繰り上げ参拝のため明治神宮に行ってきました(2020年12月27日)。ずっと前から行ってみたいと思っていた明治神宮は、今回が初です。また娘が、パパとは別行動と言い張るので、娘・妻とはお昼の食事以外はほぼわかれて行動しました。そのほうが私もイライラしなくてすむのでよい面もあるのです...
一の鳥居(原宿門)から入ります。
南参道を歩いていきます。森の木が高くて大きいです。100年前に全国から集められた献木10万本で作られた森です。
南池から流れ出てくる小川。南池はこの後、見に行きます。
すごい数の日本酒の樽が奉納されています。
ブルゴーニュ・ワインの樽もたくさん並んでいます。明治天皇が西洋文化に興味を持っていたことが理由だとか。
二の鳥居(大鳥居)。
明治神宮御苑という明治天皇・昭憲皇太后にゆかりの庭園に入りました。入場料が必要です。写真は隔雲亭。
南池。上高地にでも来たような池。
花菖蒲田。
そして清正井(きよまさのいど)はパワースポットとして有名で、ここも前から訪れたかったところ。こんこんと水が湧いているというより、チョロチョロでした。
100年前に作られた森は、生態学的にはすでに成熟期に達しているということで、枯れ行く木と新たに成長している木が混合した森となっています。
三の鳥居。
南神門。
本殿。
お参りして、おみくじではなく、明治神宮ならではの大御心(おおみごころ)を買いました。明治天皇の和歌(短歌)が書かれていました。
しのびてもあるべき時にともすれば あやまつものは心なりけり
意味は、「人の心は、耐え忍んでいなければならないときに、つい辛抱しきれないで、軽はずみをして取り返しのつかない失敗をするものです。皆、自分の修養が足りないからです。」ということです。耐え忍ぶことは大事です。私にも当てはまります。
さて、私も短歌を詠んでみようという気分になりました。
無邪気という邪気なくひとり参拝す 明治神宮暮れの木漏れ日
いちおう意味を書いておきます。「人は無邪気だともいうけれど、娘の邪気から離れて一人で参拝します。明治神宮の年の暮れに、木漏れ日はとても清々しく感じるものです。」
境内にあるレストランよよぎで昼食を食べた後、北に向かいました。北池は水が干上がっていました。
目的は北池のそばの亀石。ここもパワースポットとして、先日のアド街ック天国で紹介されていたのです。
このあたりは広場になっていて、宝物殿は改築中です。
明治神宮ミュージアムは、令和元年に開館しました。
外界と一体となったような解放感と、木をたくさん取り入れた建築といえば、はい、設計は隈研吾です。隈研吾はよくそんなにたくさん設計できるなと思いますが、隈研吾建築都市設計事務所には約300名ものスタッフがいるので、みなで分担すれば生産性も上がるというわけです。
一の鳥居に戻ってきました。
原宿の街。
本年はwakabyのブログに訪問頂きましてどうもありがとうございました。よいお年を。
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