虎ノ門ヒルズは森ビルの開発プロジェクトの1つで、虎ノ門ヒルズ駅を中心に4つの高層ビルが立ち並ぶことになっています。現在は3つのビルがほぼ完成していますが、その一つ、虎ノ門ヒルズ森タワーがかっこいいので見に行ったのでした。さすがに、職場の市ヶ谷から徒歩では遠いので、虎ノ門駅まで地下鉄に乗って行きました。
東京の近未来的な建築といえば東京スカイツリーがありますが、他に何かあるでしょうか?最近できた隈研吾設計の国立競技場は、木をたくさん使っているのが特徴の、その場に違和感なくなじんだ落ち着いた建築でした。没になってしまったザハ・ハディッドの設計は、高額であるとか、明治神宮外苑という聖地にそぐわないとか、ずいぶん反対が多かったですが、ある意味ぶっ飛んでいて、実現していたら東京、いや日本の未来を象徴するような建築になっていたのではないかと今になって残念に思います。
他に近未来的な建築として何があるかというと、森ビルの高層ビル群が思いつきます。東京タワーから見える景色の中でもひときわ目立っていました。その一つが虎ノ門ヒルズです。
虎ノ門駅から虎ノ門ヒルズ駅に向かって歩いていくと見えてくるのが、虎ノ門ヒルズです。左から虎ノ門ヒルズビジネスタワー、虎ノ門ヒルズ森タワー、虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーです。
そして、虎ノ門ヒルズ駅の上で、(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの工事中です。
レジデンシャルタワーはマンション、高層ビルに多い直方体に近いです。
森タワーは、オフィス、ホテル、マンションの複合施設です。ただの直方体じゃなくて、トップが三角形になっていたり、角にこのようなカット面が入っていたり、独特な形をしているのでゾクゾクします。設計者は日本設計という会社になっています。
森タワーの低層階横には、緑が豊富なオーバル広場があります。
近くに見えるビルは、森ビルの愛宕グリーンヒルズフォレストタワーです。賃貸マンションですが、形状が独特でほとんど円柱状です。これもかっこいいビルです。
こうやって森ビルの高層ビル群を見ていると連想するのが、こちらの青島千穂氏の「光る都市」というCG画です。高層ビルがあたかも生き物のようにニョキニョキとはえている未来的なイメージが、とてもオーバーラップします。
愛宕グリーンヒルズフォレストタワーの奥にあるのは、愛宕グリーンヒルズMORIタワーというオフィスビルです。
虎ノ門ヒルズ森タワーを見上げます。
虎ノ門ヒルズビジネスタワー。
ビジネスタワー、森タワー、レジデンシャルタワーの並び。
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