国が支援する宿泊割引サービスの県民割が4月から地域毎のブロック割にエリア拡大して単純に有り難いんですが割引条件のワクチン接種が2回から3回必須に変更されてて(自県内の場合は2回でOK)ちゃっかりしてますね国も。
2・3月は隣県割を使って岩手まで結構泊りで遊びに行きまくってたのですが4月からは岩手、山形、秋田、福島へと選択肢が増えてちょっと忙しくなりますな(嬉)
さて今回は宮城県おうえん食事券が使える店から「りっすい社」に行ってみます。塩竃市の飲み屋街である尾島町エリア国道45号線沿いファミマのすぐ近くに在ります。駐車場が無いのでコインパーキングに入れて少し歩きましょう。
こちら三陸沖で採れた新鮮な魚介を使ったスープがメインでいわゆる鮮魚系というタイプでしょうか。なかなか食べる機会が無いので楽しみ。
早速のスープですがガラ感は薄く動物系の油脂も最低限の少なめ。看板の魚介をスープの骨格に据えた構成で一口目から普通のラーメンとは違うユニークな味わいがグッときますね。
魚の他に貝類の味も感じられておそらく根菜類を併用してバランスさせたような印象有り。想像ではもっと鮮魚の押し出しが強い創作系ラーメン店のスープ的なイメージをしてたんですが違いました。
いい意味でラーメンスープっぽくないというかコクを排してあって出汁の妙味を感じさせるストイックなスープに仕上がってると思います。美味しい。
塩ダレがやや塩気薄めなので「味が薄いぞ」という方のために卓上に追加投入用の塩ダレ、醤油ダレ、おろしにんにく等も追加可能との事でこれはお好みで。
麺は強く縮れを入れた中太麺でコニっと固め食感のもの。細麺にも変更可能ですがデフォの中太麺でマッチング上々なので変更不要かも。チャーシューは低温調理の鶏と豚バラの2枚が乗ります。
スープベースは塩と共通のようで具材も紫タマネギが入ったり少し違うけどまぁほぼ同じ。元ダレが醤油になることで塩気が少しアップしてラーメンっぽい分かりやすさや食べやすさがあるのは醤油の方かなと思われます。
塩気に負けないよう少し貝出汁が塩よりも強めに感じられて魚介系の配合を変えているのかな。塩より50円高い理由はコストが違ってるからかもしれないですね。
ちなみに今日の魚は「魴魚弗(ほうぼう)」「介党鱈(すけとうだら)」だそうでかろうじて後者は知ってましたが前者は聞いたことすらないですね。まぁ魚が変わったところで違いが分かるような繊細な舌は持ち合わせていません(笑)
こんなお洒落なチャーシュー丼ってあります?(笑)
水菜とカイワレ、パプリカで彩りを添えて醤油味のジュレと香辛料でさらりとまとめた意識高い系のサイドメニュー。シイタケで食感に変化を与えて肉は脂身をそぎ落としたものを使用。
このまま頂いても美味しいですが、ラーメンのスープをぶっかけてレンゲでがつがつと頂くのがせめてもの抵抗。旨し。
さて「りっすい社」ですが仙台では他に類似の無い唯一無二なスープが良かった。個人的には「塩」の小洒落た味わいがかなり気に入りましたのでチャーシュー丼とセットでまた食べにきてみよう。
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