折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、思い出 Old Roses of Memories 1 ~ Gallica ~

2009年11月24日 22時02分10秒 | 小雪
                                 2009年5月24日                      
                   □ シャルル・ドゥ・ミル
                (Charles de Mills G before 1746)

◇ このところずっと平年気温を下回る、冷たい日々が続いています。
  庭のバラたちもさっぱりで、もう冬支度でも始めたのでしょうか。
  イングリッシュ・ローズには蕾をつけているシュートもあるのですが…。
  これからしばらく、今年のバラの思い出を…春から夏のオールド・ローズです。

     
                               2009年5月21日
      □ 3年目の株ですが、残念ながら日陰になってしまって…。
        それでもガリカ系の代表品種らしいクォーター・ロゼット咲き。
        香りのバラ、来春こそはもっと心を込めて育てたいと思います。

◇ バラの魅力のうち、花の色や姿に比べて香りにはやや無頓着な方です。
  そんな私でも、オールド・ローズの素晴らしい香りには恐れ入ります。
  ガリカ系、庭に2品種だけですが、特筆すべきは芳香だと思います。
  交配が進む前の自然な姿を残しているようで、中世の息吹を垣間見るようです。

     
                               2009年5月10日
            □ カルディナル・ドゥ・リシュリュー
      (Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)
       この素朴なポンポン咲き、あまり例を見ない濃い赤紫色。
       花期はほんの数週間、だからこそ花の魅力に惹かれます。
       リシュリュー枢機卿(1585-1642)は、ルイ13世治世の宰相。
コメント (8)
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