折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

あっけなく梅雨が明けて、猛暑の夏がやって来て

2022年06月30日 18時59分10秒 | 夏至

◇ さすがに驚きましたが、6月中に梅雨が明けて最高気温35度の猛暑日が現れるなんて、信じられ~ん!というか、考えも及びませんでした。

  これだけの猛暑の日々が続きますと、庭の草木花、特に咲き始めようとしていたバラの二番花に、好ましくない影響が出ている感じです。

  いつもなら、バラの蕾の数もそれなりに見られる株が多かった気がしますが、今のところ蕾が少なく、そこから色づくのも少ないようです。

  ここ数年、庭のバラにある種の異変(目に見えてそう思うのは、花の付き具合など)が起こっているような気がしてなりませんでした。

 

                                    2022年6月29日

□ 午前7時台の庭の東側、すでに右側(東の方角)から、強烈な日差しが照り付けています。

 

                                    6月30日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

猛烈な日差しを受けながらも、可憐な二番花が咲き始めました。

 

                                    6月29日

□ 猛暑の日が続いているせいか、まともに開花に結び付くバラが少ないようです。

この時季、まとまった数の開花が見られる株なのですが、たった一輪です。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

花の色に乏しい庭ですので、これだけでもやわらかいピンク色が目につきます。

 

◇ 異変と言えないまでも、バラの春夏シーズンでは、二番花、三番花の花付きの悪さ、秋のシーズンは、返り咲きの花付きの悪さが目立ちます。

  好みでイングリッシュローズの割合が多いのですが、10年前と比較しても、株の成長はおおむね良好でも、一番花以外の花付きが不満です。

  イングリッシュローズは、日本と気候の異なるイギリスで育種されていますから、花を咲かせる環境条件に違いがあるのでしょう。

  地球温暖化の影響で、日本の夏は亜熱帯化しつつあると理解はしていても、バラ栽培への影響一つとっても、気持ちはかなり複雑です。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

このバラに限っては、6月中に二番花がいくつも見られました。

この株の二番花の最終になります。

 

                                    6月30日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

いくつかの挿し木苗で、開花が続いています。

 

                                       6月26日

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

少し前の写真ですが、愛らしいピンクのバラの二番花が咲いていました。

 

□ 同じ日のピンクのカサブランカの様子です。

 

                                    6月30日

□ アガパンサスが頑張っているから、猛暑の庭でも涼を感じることができます。

 

□ 明日から7月、夏の庭で定番の宿根草の花が咲き始めました。

ピンクの小花は、オレガノ(ハナハッカ)です。

 

□ 白い小花は、アキレア(セイヨウノコギリソウ)です。

猛暑の庭で健気にも咲き続けます。

梅雨は明けたのに、まだ蝉の鳴き声を聞いていません。

 

+----+----+----+----+  7月1日朝の様子を追加しました。+----+----+----+----+

 

                                      7月1日

□ 昨日一輪だけ咲いたドミニク・ロワゾーが、けさはスプレー咲きになってました。

 

コメント (4)
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