折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

コデマリ ~ そろそろ名残の春 ~

2009年04月28日 23時18分52秒 | 穀雨

         □ コデマリ(小手毬 Spiraea cantoniensis)
           バラ科シモツケ属の落葉低木(2009年4月27日撮影)。
           上の写真の向かって左側にも、実は鏡に映したように、
           枝いっぱい花が咲いています。

◇ 春まだ浅い頃に降り積もった雪のような、どちらかと言えば和風の美しさ。
  四年目にして、枝ぶりが格段に充実して来ました。
  そんな小手毬の花が、そろそろ花の盛りを過ぎようとしています。
  同じバラ科でも、バラ属(Rosa)の方に花は移って行くわけです。

     
         □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン、日暮前。
      (Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Béluze/France)

     
            □ 現在「定点観測」地点のバラ。
              昨日より少しは開いたようです。

◇ 昨日までの「寒の戻り」はどこへやら、ちょうどいいくらいの暖かさでした。
  今日帰り着いたのは、18時45分頃、それでもこの季節ではまだ日没の前。
  そろそろ夕焼けが美しくなる頃、夕日までも紫外線の強そうなまま沈んで…。
  そこまで日が伸びなければ、春のバラの花は咲いてくれないということです。

     
              □ アブラハム・ダービー
        (Abraham Darby/S/1985/D.Austin/England)
         大きくなった蕾でもこれくらい、この頃のバラ。
         蕾にウドンコ病が、それもこの頃のバラ。

    
  □ ハゴロモ・ジャスミン、ぼんやりとしたピンクのベールが、
    真っ白に近いような、どこまでも淡いピンクに変わっていきます。
    おそらく、一気に満開になると思います…この花の「スタイル」です。

  
  


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