折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ピンクのバラ、甘い記憶

2008年05月17日 23時53分12秒 | 立夏
                    □ エグランタイン
                     (Eglantyne 'Masako'/ER 1994 D.Austin England)

◇ 五月の空は見渡す限り(♪)…紫外線の豪雨、眩しすぎる。
  先日の春先のような冷え冷えした日は、あれは何だったのか。
  それを吹き飛ばしてお釣りが来るような、初夏の暖かくもカラッとした風。
  新聞紙の上のバラの花びらが、十分に乾いていた…ポプリ増産体制。

     

     

     

     

     
     □ やわらかく、ふわふわしたような、優しさそのもののバラ。
       3年目ともなると「エグランタイン」の株もこれほどまでに充実。


◇ 雨が小粒の真珠なら 恋はピンクのバラの花♪
  橋幸夫さんの昭和の歌を待つまでもなく、誰にでもある甘い記憶。
  それを思い起こさせるに十分過ぎる、ピンクのバラ、ばら、薔薇。
  ピンクのバラの第一印象は「優しさ」自分の心の反映ならば、なおさらうれしい。

     
         □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)の一番花。
          (Leonardo de Vinci/F 1993 Meilland France)

      

     
  □ 東側の白い壁面に映えるかなあと、地植えで二年目、蕾の数は倍増。


     
     □ コーネリア(Cornelia/HMsk 1925 J.Pemberton England)
       ゼラニウム(フウロソウ科・ペラルゴニウム属)の上に迫り出して。

     

     
         □ コーネリアは多花性なので、白い壁の前。
           「レオナルド・ダ・ヴィンチ」(AT/CL)と同じ発想。
 

     
       □ ジャック・カルティエ、このバラも、白い壁面の前。
        (Jacques Cartier/P 1868 Moreau-Robert France)
                 
   

◇ 足かけ3年前、初めて通販で注文した一つが「ヘリテージ」(ER)ピンクの花。
  待ちきれず園芸店で買ったのが、名前に惚れた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」(AT/CL)
  2年前の春、まっさきに咲いたのが「エグランタイン」(ER)のやわらかいピンク。

     
       □ ヘリテージ(Heritage/ER 1984 D.Austin England)

     

     

     
          □ ほとんど、ヘリテージの株の様子。
            シャルロット(ER)と甲乙つけがたい樹勢。


     
             □ クイーン・オブ・スウェーデン
              (Queen of Sweden/ER 2004 D.Austin England)

     

     
     □ ヘリテージ(ER)をやや小振りにしたような、良く似ている。

     
      □ クイーン・オブ・スウェーデンを起点に、南のバラの列。
        エグランタイン(ER)が見える。


◇ 甘い記憶、心の中にずっと仕舞い込んで、ピンクのバラを見る度に思い起こす。
  それも、ずっとずっと辿って来た一本の道、これからも変わらぬ一本道。
  荊の道ならぬ、ピンクのバラを胸の奥に、ただひたすら歩いて行く。

     
             □ ピエール・ドゥ・ロンサール
              (Pierre de Ronsard/LCl 1988 Meilland France)

    

    

     
         □ 昨年は幼ない株で、花もほとんどなかった。
           今年は一転して、素晴らしい花を見せてくれる。


     
     □ アンジェラ(Angela/F 1984 W.Kondes Deutschland)

     
       □ こうしている間に、紫陽花の季節がやって来る。

    
     
           □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
            (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988 D.Austin England)
 

     
        □ ハゴロモジャスミンの「なごり雪」の近くで。
          ブレイリー№2(Blairii №2/Ch 1845 Blair England)

     
     
     □ ハーロウ・カー(Harlow-Carr/ER 2004 D.Austin England)
       そろそろ「さつき」が咲き始めた。


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6 コメント

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こんにちは~ (ぴ~)
2008-05-18 15:24:44
あはは^^
ポプリ増産体制ですか~~!
これだけ咲いたら・・・でも、あれって、まだ開ききらない花を
摘み取って乾燥させるのでは?心中おだやかでなかったり?
でも、いずれ散る花を、少しばかり摘み取って
乾燥させて、その香りをしばらく楽しめるんですものね♪
無農薬なら、バラのジャムなんてのもいいんだけどね~♪
どんな味がするんだろうなぁ・・・?
やっぱり私は、花より団子(男子ではないぞ~)

今朝趣味の園芸でバラをやってました。
小山内さんは、棘などを見ただけで品種がわかるんだってぇ!
で、強い枝は深く剪定するとお聞きして、さっそく
オールドブラッシュ・チャイナがハラハラと散り始めたので
剪定してみました~~♪

いずれは、折節家は、ご近所の方は、「バラの綺麗なお家」と
形容されることでしょうね~~~♪
いや、もうこれだけ咲いていたら、そう言われているかも
しれませんね♪
返信する
甲子園が終わってから。 (折節)
2008-05-18 16:42:50
ぴ~さん、こんにちは♪

南風が強くなってきました。
鉢植えは土が乾いているでしょうから、
夕方に様子を見て水遣りしなきゃね。

お昼から、テレビで囲碁を見て、
甲子園の阪神戦を観戦中、同点に追いついたとこ
途中で府中(東京競馬場)の競馬も見て、
珍しくお昼寝なしの昼下がりです。

横にポプリの素がいっぱいあります。
別に心中穏やかならぬどころか、
バッサバッサと切って行きます。
日本(九州)のような高温多湿のところでは、
無農薬でバラの栽培は不可能だと思ってますから、
最低限の散布は仕方のないところです。
だからジャムやお風呂は無理ですね。

それでもウドンコ病や黒点病には絶対罹りますから、
そのときは容赦なく切り捨てます。
ハダカ同然になっても、そんときゃ、しゃあない。。。
バラは強いから、すぐに回復するって、
秋か、遅くとも来年の春だけど…。
脚は短くとも、気は長くネ♪

小山内さんって、まだ子供? (幼い
そうそう、強い枝は深く剪定ね。
ちゃんと実行していますよ、枝にもよりますが…。
テレビ見てなかったから、テキストを見てみます。
棘を見ただけで品種がわかるって?
私なんか、時計を見ただけで時間がわかるんですが…。



返信する
私だって時計を見ただけで時間がわかるわい(笑) (milky)
2008-05-18 21:42:45
うっふっふ、ぴ~ちゃんとの会話、楽しく拝見して最後は吹き出しました!

エグランタイン、いつ見てもステキですね~
そのバラって何個分の花びらを集めたんでしょうね~
まるで4個くらいを無理に一個にしてしまったみたい。
折節さんのバラの庭、見事ですね~、すてき~♪

レオナルド、我が家のオチビちゃんもなぜか一個蕾を持ってます。
本当は切ったほうがいいんでしょうが、そこはmilkyですから!
もっちろん顔だけは確認するつもりです!
でも咲いたらすぐに切りますです、はい。

アンジェラ、ご近所の花友達が運んでくれました。
蕾が開きだしたところです。
はてさて?これをどこに将来植えるべきか???悩んでおります(嬉しい悲鳴、笑)

折節さんのお庭には憧れの薔薇がいっぱい!!!
目の毒です(≧∇≦)~*+。:.゜゜.:。+゜
返信する
見る気満々ですね♪ (折節)
2008-05-18 23:19:34
milkyさん、こんばんは♪

今日は強風の中、気温も上がったせいか、
バラの開花も多かったようで、賑わっています。
それとともに、花を食べる虫も多くなってきて、
30分くらいは、一匹ずつ素手で駆除していきました。

今のところ、コーネリアに一番よく付きます。
「無礼者!控えおろう!!」
無断で食したら、コーネリアって、非情なガーデナーに変身…シュワッチ!!!

エグランタインは、今が一番花の花盛りです。
ピンクの花びらの色合いの柔らかさはさることながら、
何とも言えない甘い香りも、その特徴の一つです。
今日は、五つの花をポプリ用に摘みました。
まだまだ蕾がいっぱいで、南側の庭の中央を占めています。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、私の経験では強靭ですから、
花が咲いたら、しばらく咲かせておいてご覧下さい。
葉っぱが小さ目の照り葉で、全体がとても瑞々しく見えませんか?
うちのは、今日一気に開花が進みました。
白い壁面に濃いピンクが一層映えてます。

まだ、鉢替えしていない一年生の新苗が残っていて、
その上に魔がさしたようにクレマチスを買っちゃって。
どないしようかしらん!?

まあ、細かいことは抜きにして、
アンジェラのように明るく強く逞しく、
バラのように生きなくてはネ。
これぞ私の「バラ色の人生♪」


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ピンク~ (Haru)
2008-05-19 00:01:36
私も今日ピンクの花を2個載せたんですが
折節さんのピンクの花の数はすごいですね~
しかもどれも見事に咲いていて
素敵なバラの庭になっていますね~~♪
もう素敵、素敵~~

クィーン・オブ・スェーデン、去年から
気になっていましたよ~
かわいい花ですね~~
それにレオナルド・ダ・ヴィンチ、とっても
かわいくて素敵な花!
これはツルなんですね~?

コーネリア、これはオソロですよ~~
昨年12月に長尺をかって
今玄関側のフェンスで咲き出しました~!
かわいい花ですよね~~
とっても気に入っています~!

一体どれだけのバラがあるんでしょう?


返信する
ホントは、まだあるんです。 (折節)
2008-05-19 00:18:40
Haruさん、こんばんは♪

ピンクのバラ、まだ咲いていないのもあるんです。
庭はバラだけ、バラだらけになっちゃいました。

「クィーン・オブ・スェーデン」は、
中輪ってことになるんでしょうか。
とっても、品よく、愛らしい花ですよ。
だから、クレマチスのつるが近寄ってます。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、病気にも強く、
濃いピンクで花びらの数が多くて(80~100枚程度)、
多花性でつるに仕立てられますから、
それはそれは、眩いくらいに美しいですよ。
milkyさんのご主人が、新苗を買われたそうで、うれしい限りです。

コーネリア、オソロなんですね。
うちの庭のバラで一番の花の数、
スプレー咲きでさわやかで、
何といっても可愛らしいバラですね。

そろそろ、薔薇の配置図か「お品書き」が必要なようですね。
次回には…。
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