折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ボリジ ~ 待ちかねたように咲いたハーブの星 ~

2009年04月23日 23時32分02秒 | 穀雨

                □ ボリジ(Borago officinalis)
                  ムラサキ科ボラゴ属の耐寒性一年草

◇ 今日の天気は、この春で最も爽やかな一日でした。
  空は薄雲を通してもなお青く、木々の若葉が初々しさに満ち溢れて…。
  勤務している工場を自転車で走るのに絶好の昼下がり、ヘルメットにそよ風。
  楠の樹に、孵化したての蝶「アオスジアゲハ」が纏わるように舞っていました。

     
     □ ワスレナグサ(Myosotis alpestris ノハラワスレナグサ)
       ムラサキ科ワスレナグサ属の耐寒性一年草
       こぼれ種でしょう、ケアした記憶が何にも…至る所から。
  
◇ 先だって、相も変わらず、訳のわからないままに、ハーブを寄せ植えに…。
  一昨年でしたか、セージやら何やらを種蒔きして以来のことです。
  種蒔きはどうも苦手、すぐに芽が出るもの出ないもの、根気が続きません。
  今回は、すべて98円のポット苗、中央の縁が欠けた鉢にボコボコ4品種を。

             
      □ スペアミント・アップルミント・グレープフルーツミント。
        ビックリしたというか、笑ってしまいそうな名前です。

◇ ムラサキ科のこのハーブ植物は、当然ながら葉っぱを食用にするとのこと。
  野菜がやや苦手は私は、特に好んで食べようとも思いません。
  せっせと育てて、配偶者にサラダでも何にでも、こしらえてもらいましょう。
  周りは、すべてミントが取り囲みました。

     
           □ 何でもかんでも、ハーブ。。。
             大きいのは、一昨年秋に種蒔きしたもの。

◇ 「ムラサキ科」の連想…生まれ育った長崎県では形容詞の語尾「い」→「か」
  赤か、白か、うまか、きれか、かわいか、やさしか、おそろしか…。
  普通、赤、白、黄色は、赤い花、白い雪、黄色いバナナ、そう言いますよね。
  でも「緑い」とか「紫い」とか「橙色い」とは言わないのが、日本語の不思議。
  ですから、当然、長崎県でも「むらさきか」とは言わないのです。
  色の基本的な表現、語尾変化も方言もいろいろです…。

     
     □ クレマチス・大輪早咲き系「マリア・ルイーズ・イェンゼン」 
            (Clematis 'Maria Louise Jensen')
       イングリッシュ・ローズ「エグランタイン」の傍での開花。


   ☆☆☆ 庭のバラ、この頃 ☆☆☆

     
            □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
      (Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Beluze/France) 

     
         □ いつまで待たすんかいね、このバラは…。



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