◇ いつもの年なら吹く秋風に冬の冷たさも感じる頃ですが、どこか夏の続きのような気がした今年の10月、特に立て続けに襲来した台風の被害と惨状には心が痛みました。
毎年のように台風の進路となっている当地も、今年はたまたまその接近と被害がなかっただけで、これからは物心両面で新たな備えと構えが必要だと痛感しています。
庭でもバラとクレマチスを誘引しているアーチは、倒壊防止の補強が必要ですし、ウッドフェンスは10年近く経っていますので、もう取り払ってしまおうと思っています。
そしてこの秋の返り咲きのバラ、端的に言って「不調」、こんなに咲かない秋も記憶にないくらい、半分あきらめ気分で心は来シーズンのバラに飛んでしまっています。
□ コントゥ・ドゥ・シャンボール
(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
ようやく返り咲きが始まりましたが、今のところたったの一輪です。
□ スカボロ・フェア
(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
このバラも一輪だけ、風に揺られて焦点が定まりませんでした。
□ ムンステッド・ウッド
(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)
この深紅のバラも、今のところ咲きそうな蕾はこの一輪だけです。
秋の返り咲きのバラがどうしてこんなに数少ないのか、不思議です。
□ 気温の高かった10月、ようやく浜菊が咲き始めました。
こちらも11月になってようやく秋らしく、朝晩は気温が下がるようになりました。
それにしても10月は暑い日が多くて、9月を2か月分過ごしているような気分でした。
10月の上旬に咲いた金木犀が、月末になってもう一度「返り咲き」したのも驚きでした。
一方ではバラの花の返り咲きの方はさっぱりで、気持ちの方はがっかりを通り越しています。
10月が暑い日が多かったからバラの返り咲きも遅れているのかと思ってました。
でも蕾の数があまりに少ないので、もう花は大方諦めてしまいました。
それでもムンステッド・ウッドの蕾はきれいに花開いていました。
このままではあまりに寂しいので、もう少しでいいから楽しませてほしいものです。
そろそろ紅葉の便りが届くようになりましたが、こちらのこの秋の様子はどうなんでしょうかね。
どこかに紅葉狩りでも行きたいので、何となく気になります。
一輪でもうれしくなるバラです。
我が家はいつもポツポツで、まとまって咲くことがあまりないので折節さんのバラは私には通常の姿です。
ムンステッド・ウッドは咲きだしたでしょうか。
蕾を見つけると楽しみになります。
秋になったらあれもこれもしたいと思っていましたが、気が付いたら落ち葉の季節です。
暑さが続き、雨が降れば大雨、繰り返す台風被害と大変な10月でした。
こちらも我が家は何の被害もなく過ぎましたが、
市内で冠水した所はまだ片付けが進んでいないようです。