折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今日の良かった探し。

2007年07月08日 22時59分06秒 | 小暑
            □ 捩花(ネジバナ・ラン科ネジバナ属の多年草)

◇ 今年、庭を造り変えたときに、どうなったのかわからなくなった花。
  けさ、ふと西側のプランターに咲いているのを見つけました。
  うれしくって、のっけから『良かった探し』ができたようなものです。

     

◇ もう捨てたかもしれないと諦めて、落胆していた花。
  それが、十本ほども咲き出していたんです。
  ワレモコウのはびこったプランターに、静かに姿を見せていました。
  それから、喜び勇んで、長箒と塵取りを持って、自治会の掃除に出掛けました。

     

   
   (una poesia di oggi)
     
        雨男 ここにもゐたり捩り花     櫻井 博道

◇ 掃除は7時半から8時まで、遊歩道などを掃き清めました。
  それからは、いつ降り出すかわからない雲行きでしたので、園芸作業に移りました。
  作業とは関係のない、ずぶ濡れの花達を見て下さい。

     
   □ オクシペタルム(ガガイモ科トゥイーディア属の常緑蔓性多年草)
     ブルースター、この何とも言えない、スカイ・ブルーが大好きです。

     
     □ ギボウシ(ユリ科ギボウシ属の多年草)も咲きました。

   
   (una poesia di oggi)

        雨だれに こちたくゆるゝ 擬宝珠かな     野村 泊月

◇ まず、さつきの剪定、いわゆる角刈りです。
  これは写真がありません。
  お礼肥えを遣るのを忘れました。
  明日の朝にでも、時間があったらあげましょう。

     

     
  □ まだまだ咲き続きそうな梔子の花(アカネ科クチナシ属の常緑低木)

   
(una poesia di oggi)

        今朝咲きし 山梔子の又 白きこと     星野 立子
               (くちなし)

◇ 次に繁りくるったようなアイビーの間引き。
  それから、貝塚を少しだけ剪定。
  朝顔の誘引、薔薇の細い枝の剪定とレオナルド・ダ・ヴィンチの誘引。
  帰宅した家内から声をかけられるまでひたすらやってましたら、午後1時半。
  正午くらいからは、降り始めた雨の中でした。
  全然食欲がなかったので、お昼は抜きで冷たいお茶だけを飲みました。

     
       □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)の二番花

◇ その後、さすがにお疲れでお昼寝して、競馬中継のテレビも見ず仕舞いでした。
  また夕食前に、百合の花に支柱を立てたり、増えすぎたラベンダーを間引いたり
  切り戻したり、ローズマリーも剪定して、今日の日は暮れて行きました。

     

     
         □ 何と言う品種名のユリだったか…。

◇ 雨の中をイングリッシュローズはかわいそうな姿です。

     
           □ シャルロット(ER) ずぶ濡れ…

     
          □ エグランタイン(ER)  ずぶ濡れ。。。

◇ 軒下であまり雨に濡れなくてすんで、きれいな二番花を咲かせている薔薇もあります。

     

     

     

     
   □ L.D.ブレスウェイト(ER)の二番花、派手さを抑えた真紅の薔薇。

◇ 典型的な日曜日、家内は午前中スイミング、こちらは園芸、午後は雨…

     
              □ 雨の中のお客さん。

◇ パカラは、冷蔵庫の上に昇ってました。
  そうそう、輪ゴムでおもしろい遊びをします。

     

     ① 両前足で輪ゴムを押さえる。
     ② 押さえたまま輪ゴムを口に加えて、ギューっと引っ張る。
     ③ 押さえた前足を同時に放す。
     ④ 輪ゴムが顔にパッチ~~~ン

  とても面白いみたいです。
  顔をブルブル振っても、しょうこりもなくまた最初から…

     

◇ この観葉植物もパカラの大好物で、困ったもんです。

     
    □ アジアンタム(ワラビ科アディアンツム属の常緑性シダ植物)    
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音楽と私 ①

2007年07月07日 00時45分01秒 | 小暑

 
◇ 大雨にいい加減降られてでも、花壇の内外には花が咲いています。
  歌が大好きなことは、もうご存知の方が多いと思います。
  私は、小学生の頃から音楽の授業が大好きでした。

     
             □ いきなり、あれっ?花の名前!

◇ 同時に歌謡曲全盛の時代でしたから、当時いわゆる御三家と呼ばれた、橋幸夫に
  舟木一夫、西郷輝彦の歌は自然と憶えました。
  特に舟木一夫の歌が好きで、和泉雅子さんや松原智恵子さんと共演された映画も
  よく見た記憶があります。
  「高原のお嬢さん」「夕笛」「哀愁の夜」…。
  彼の歌は何度がアップしてきました。

     

◇ ですから、日曜日のお昼「一週間のご無沙汰でした。司会の玉置宏でございます」
  ロッテ歌のアルバムを待ち焦がれていました。

     

◇ 中学生の頃になると、それに加山雄三が加わりました。
  もう、熱烈なファンでしたし、歌も全部憶えて歌っていました。
  ウクレレまで買ってもらって、ポロンポロン♪
  若大将シリーズの映画は、全部見に行きました。
  星由里子さんの美しさに、「東京には、こがんきれか女性(ひと)のおらすとばい」
  この夏公開の「釣りバカ日誌⑱」に登場します。

     
    □ ポプリに変わるジュビリー・セレブレイション(ER)の花びら

◇ そして、この頃目覚めたのが、真面目な私のことですから、クラシックです。
  音楽の授業で、クラシックの名曲の鑑賞が特に好きでした。
  中学2年生の時に聴いた、ビゼーの組曲「アルルの女」が、最初に買ったレコードです。
  これは、フランスの文豪アルフォンス・ドーデの戯曲の音楽から取った曲です。
  フルートの名曲「メヌエット」とか「ファランドール」は、あぁ、あれかと思い浮かぶ方も
  いらっしゃるでしょう。
  この「アルフォンス・ドーデ」という薔薇を見たことがあります。
  その薔薇の様子はどーでしたか?と尋ねられても、バラバラにたくさん見ましたので、
  もう憶えていません。

      
     □ 小澤征爾盤には、カルメン組曲からの抜粋もあります。

◇ 中学から高校にかけては、グループ・サウンズにフォークソングにロックに七鉢9十!
  百円玉を数えているのではありませんでした。
  そして外国の曲、つまりはビートルズにビージーズ、ガイモンとサーファンクル、うん?
  サイモンとガーファンクル、ジリオラ・チンクウェッティ、ピーター・ポール&マリーに
  キャロル・キングとか…。

             
     □ キャロル・キング「カーネギーホール・コンサート」(1971.6.18)

◇ 大学生になると、混声合唱団には入るし、クラシック・フォーク・ロック・演歌・
  いわゆる歌謡曲にと、音楽は私の学生生活そのものでした。
  加えて勉学に映画にマージャンにパチンコに京都、大阪、東京の友達…。
  よく、尋ねて旅行しました。

             
                □ この歌、好きです。

◇ 就職したら、一方でクラシックに拍車がかかり、一方ではジョン・デンヴァーに
  オリビア・ニュートン・ジョン、そして荒井由実にかぐや姫、サザン・オールスターズ、
  さだまさし…。

     
          □ ベートーベン「交響曲第7番イ長調」
            カルロス・クライバー指揮
            ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
            私の大好きな指揮者に最も好きなシンフォニー。
            カルロス・クライバーは指揮振りが格好良かったなあ。
            1989年と1992年には、ニュー・イヤー・コンサートを
            振りました。
            この曲は昨年のテレビドラマ「のだめカンタービレ」の
            オープニングの曲でした。


◇ 名前を挙げ出したら切りがないですね。
  2000年くらいまでは、松任谷由実にドリカム、マライア・キャリーにセリーヌ・ディオンの
  CDは全部持っていました。

     
              □ 松任谷由実「天国のドア」

     
      □ アルバム「LOVE UNLIMITED」に「LOVE GOES ON」
        向って左には「7月7日、晴れ」や「LOVE LOVE LOVE」
        右には「うれしい!楽しい!大好き」や「未来予想図Ⅱ」

     
    □ マライアは、左の「MUSIC BOX」が最高!「WITHOUT YOU」とか♪

             
      □ セリーヌ・ディオン「ALL THE WAY... A Decade Of Song」


◇ 今よく聴いているのはクラシックかもしれません。
  ダニー・ボーイは、寝る前によく聞きます。
  これはクラシックのジャンルではないですね。

     
      □ Danny Boy ばかり、12曲が収まっています。

    ♪ Oh Danny boy, the pipes, the pipes are calling
      From glen to glen, and down the mountain side
      The summer's gone, and all the flowers are dying
      'Tis you, 'tis you must go and I must bide.
      But come ye back when summer's in the meadow
      Or when the valley's hushed and white with snow
      'Tis I'll be here in sunshine or in shadow
      Oh Danny boy, oh Danny boy, I love you so.

      And if you come, when all the flowers are dying
      And I am dead, as dead I well may be
      You'll come and find the place where I am lying
      And kneel and say an "Ave" there for me.

      And I shall hear, tho' soft you tread above me
      And all my dreams will warm and sweeter be
      If you'll not fail to tell me that you love me
      I'll simply sleep in peace until you come to me.

      I'll simply sleep in peace until you come to me.♪

          ※ 3行目の"flowers"を"roses"と歌っている歌手もいます。

◇ また、特に名曲アルバム選を録画して、それが子守唄になっています。
  私のクラシック好きは、こうしたみんなが耳にしているような曲ばかりです。
  そんな曲しか知りませんし、聴きません。

             
         □ パブロ・カザルスのチェロ独奏で
           J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲(全曲)」
           魂を揺すぶられ過ぎて、逆に眠れなくなることも…。
           第一番は「エバンゲリオン」に使われてましたっけ!?

◇ 先日の名曲アルバムでは、ヨーロッパの大河にちなむ3曲がありました。
  ヨハン・シュトラウス「美しく青きドナウ」、スメタナ「交響詩モルダウ」に
  シューマンの「交響曲ライン」です。

     

     

     

     

     

     
    □ 以上、ヨハン・シュトラウス作曲のワルツ「美しく青きドナウ」

◇ 音楽と花、いや音楽は華とも言うべきでしょうか…

     

     

     

     

     
         □ 以上、スメタナ作曲の交響詩「モルダウ」

◇ 7月6日は職場のビール・パーティでした。
  雨はやや小降りでしたが、やっぱり天気が良くないとどうも…。
  私は焼肉係でしたが、みんなが焼いてくれるのでエプロンをする間もなかったです。
  こんな格好してました。

     
     □ 最初だけは、エプロンもつけてたんですけどね。祝下柳100勝

◇ また雨が強くなってきました。
  県内では被害が出てきているところもありそうです。
  私のところは、一応大丈夫だとは思いますが…。
  土日も雨で、庭のお仕事どころではないかもしれません。

     
     □ 午後10時頃、土砂降りの大分、正面ネオンはパチンコ屋

◇ そうだ、この女性ヴォーカリストを忘れてはいけませんね。

             
    □ ホイットニー・ヒューストン「My Love Is Your Love」
      マライア・キャリーとのデュエットが聴けます



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こちらも春から夏へ~星空の饗宴

2007年07月03日 23時59分01秒 | 夏至
 
☆ 先ほど、午後10時半くらいから、またパラパラ雨が降って来ました
  今日は、夕食後は朝顔の移植作業をずっとやってました。
  今夜は、一昨日7月1日のお話です。
  それと、毎度同じように薔薇の写真です。

     

     
            □ けさ(7月3日)のシャルロット(ER)
 
☆ 7月1日夕方に会社近くで用事があって、その帰り道に久しぶりの星空を眺めました。
  その日は、ちょうど宵の明星(金星)と土星が西の空低く大接近している日でした。
  当然、肉眼では金星が明る過ぎて、そのくっつき度合いまでは見えません。
  ちょっと右上に「しし座」のβ星「デネボラ」が申し訳なさそうに「点」滅してました。

     

     
          □ けさのジュビリー・セレブレイション(ER)

☆ その印象を家内に話ましたら、描いてくれました。
  金星はボーっと見えましたが、デネボラはもう少し青白い「点」に見えたのですが…。
  近視+乱視+(老眼)なもんで…。

     

     
                □ けさのヘリテージ(ER)
  
☆ 太陽は、現在「かに座」にありますから、その次の「しし座」も西空低いのです。
  しし座のデネボラは、「うしかい座」のα星「アルクトゥルス」や「おとめ座」のα星
  「スピカ」とともに、春の大三角形を形造っています。
  「アルクトゥルス」は、北斗七星のひしゃくの部分をずっと南へ延ばしていったら
  明るい星にぶつかりますから、すぐにわかります。
  その右下方に青白い星「スピカ」(別名、麦刈星)も見つかると思います。

             (アルクトゥールス)



                        (デネボラ)
                     (ヴィーナス 金星)

         (スピカ)


☆ おとめ座の西隣りが私の星座でもある「てんびん座」ですが、明るい星がなくて
  地味ですから、それよりも南中近い「さそり座」のα星「アンタレス」(火星の敵)
  の方が目立つでしょう。
  もっとも、現在はすぐ近くにもっと明るい「木星」が光っていますので、赤い巨星も
  やや一目置いているようです。

                (ジュピター 木星)

                  
                    
                     
                 
                 (アンタレス)
               
             
            
     
            
            
           
         


☆ 当然、東の空から天頂にかけては、夏の大三角形「こと座」のα星「ヴェガ」(織姫星)、
  「わし座」のα星「アルタイル」(彦星)に「白鳥座」のα星「デネブ」が見えて
  いるわけです。

                  (ヴェガ織姫)
                   

         (デネブ)     このあたりは天の川

                     (アルタイル彦星)


  街の明かりが邪魔をして、天空を流れる天の川(Milky Way)が望めないのが残念です。

☆ 星座は日本で見えないのも含めて、全天で88星座あるそうですが、
  不思議なことに、植物の名前を取った星座がないそうです。
  そうこう思いながら歩いているうちに、駅前のバス停に着いてしまいました。

      
□ 娘のプレゼント「クローバー」  切り口がオレンジ色のお芋からは芽が伸びて来ました。

☆ もうすぐ七夕祭り、星祭です。
  四季の移ろいの早さを感じる一年です。

     

     
            □ エグランタイン(マサコ ER)
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6月最後の夜、窓に吹き込む風は心地よく。

2007年07月01日 00時01分10秒 | 夏至
        □ マンデビラ・アリスデライト(キョウチクトウ科ディプラデニア属)

☆ 新入りと春の花
◇ 梅雨時に春の花はだいたいおしまいと思ってましたら、ふと目を引いた花ふたつ。

     
        □ アイビー・ゼラニウム(フウロソウ科テンジクアオイ属)
          この色合いが大好きなのに、久しぶりに気がついて。  

     
   □ マルカトリア(キク科タナケツム属) 去年は蒸れて枯れましたが…。
     「夏白菊」の名の通り、暑くても咲くのかもしれません。

◇ 先日、ストレス解消された買い物から、ほんの少し。
  トップのマンデビラ・アリスデライトに続いて、私の好きなタイプ、でも名は知らず…。

     
     
     
           □ チェリー・セージ(シソ科サルビア属 )
             訳もわからずに、買い物籠に入れて…。

     
          □ なんとかイチゴ(バラ科オランダイチゴ属)
            私の振動で、実が落ちました。

   ※ まだたっくさんありますが、次の機会に小出しにします。

☆☆ 薔薇たち
◇ どの薔薇も幸いなことにすくすくと育っています。
  特に去年最初に花を咲かせた株が、非常に充実しているように思います。

     
    □ シャルロット(ER)と、向かって右側はヘリテージ(ER)が少し。
      二番花のオンパレードですが、この数日の雨で、開花直後の
      シャルロットの黄色に、ちょっと生彩がないようです。

     
   □ 開花が進むと、もう少し黄色くなると思います。シャルロット(ER)
     まあ、午後7時半近く、だいぶ辺りは暗いのですが…。

     
          □ 二日前、6月28日の朝の二番花です。

          
     □ ヘリテージは、いつものさわやかなピンクのヘリテージです。

◇ もう一つ、充実していて、自分で言うのもなんですが、すばらしく咲いているのが、
  ジュビリー・セレブレイション(ER)です。

    
     □ まだ、画面に映り切れていない程、咲き誇っています。

     
            □ 南寄りの風に揺れて揺れて…。

◇ あたり一面には、夜の帳が忍び寄っていました。

     
               □ エグランタイン(ER)

     
     □ 不気味に暗い中、ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)

☆☆☆ もう7月、カレンダーをまた一枚めくりました。

     
      □ イタリアはカプリ島です。何でもまるごとカプリ島

             
      □ もう一つのLUGLIO(ルーリオ・7月)は、バチカン美術館。
        「エジプトへの逃避途上の休息」(バロッチ作)

     
       □ トスカーナ・オルチャ渓谷の風景。
         探検ロマン世界遺産(NHK)で放映されてました。

     
               □ ローマ・コロッセオ

   
                         (Lady with the Ermine)
  □ 私の部屋は、イングランド・ロンドンにレオナルド・ダ・ヴィンチ。

     
              □ ゴッホ(糸杉と星の見える道)

     
      □ 廊下には、気象予報士の山本志織さん。
        これから半年はこのまま、カレンダーの月めくりの部分を切ります。

☆☆☆☆ 7月、夏の花も暑さに耐えて咲いてくれます。

     
     □ 2週間くらい前に、しだれ咲き同志を寄せ植えにしました。

          
□ ミリオンベル(ナス科カリプラコア属)にダイコンドラ(ヒルガオ科ディコンドラ属)
  ミリオンベルは「ムーンライト」というしだれ咲きの新品種です。
  少しずつ、ピンチしています。

◇ おまけです。お菓子の団扇?材料は、もち米、砂糖と書いてありました。

     


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