欧州男子選手権(ローザンヌ)についてまとめてご紹介します。団体はロシアが連覇しました。
1.ロシア 272.450
2.ドイツ 269.575
3.ルーマニア 268.950
得意な種目にバラつきがあり、ロシアはつり輪、ドイツは鉄棒、ルーマニアはゆかといった具合。平行棒は5位のフランスがもっとも高い点を出しました。ロシアのロディネンコ監督はこの結果に満足としながらも、「北京ではもっときびしい戦いになる。今のところ体操の中心はアジアであり、ヨーロッパではない」と語りました。
・ロシア、欧州タイトルを守る(International Gymnast)
34歳のカルバネンコ(仏)は、北京五輪後に引退する予定だそうです。ソ連→ロシアの代表で、フランス人女性と結婚して仏国籍となったカルバネンコですが、その妻は8年前に亡くなり、その後再婚(相手はフランス人なのかな?)。引退後はコーチになるそうです。
・引退を間近に控えたカルバネンコ(International Gymnast)
また、ジュニアでは英国が団体、個人総合ともに優勝しました。ロシアはジュニアは今ひとつのようです。個人総合の3位にはポルトガルの選手が入り、「歴史的快挙」と書かれています。たしかにポルトガルの選手ってあまり聞きませんよね・・・。
・英国ジュニア、欧州をあっと言わせる(International Gymnast)
大喜びの英国は、競技のもようをくわしく伝えています↓
・欧州チャンピオンだ!(英国体操連盟)
鉄棒のスペシャリスト、カッシーナ(伊)は、新ワザ「カッシーナⅡ」を行わないと語りました↓
・カッシーナ、カッシーナⅡを封印(International Gymnast)
従来の「カッシーナ」をさらに進化させたはなれワザ「カッシーナⅡ」ですが、今のところ難度点が同じため(ともに最高難度)無理におこなわずに金メダルをねらうとのことです。さらに、鉄棒といえばハンビュッフェン(独)、マラス(ギリシャ)、ペガン(スロベニア)ばかり扱うメディアに対し、「自分やほかの選手もいるのに」と不満をあらわにし、だからこそ優勝したいと語りました。どこのメディアも同じか~。
UEG(欧州体操連合)のサイトもどうぞ。ネモフの姿も見えます。