フランス男子は、リヨンで代表選考合宿を実施します
・仏体操連盟
10日から21日で、リメシュ、オーギらシニア男子の代表候補13名が参加。リオ五輪で骨折したアイサイドの名前もありますが、どの程度できるのでしょうか?トマソン、ゴボー、ロドリゲス、ゾナあたりの名前がありません(免除か故障か引退か詳細不明)
ジュニアは合宿のみ。
アメリカン・クラシック(10日・テキサス)の結果
・USA Gymnastics
女子代表の合宿地であるナショナルトレーニングセンターでおこなわれたもので、若手選手が参加したようです。
<女子シニア個人総合>
1. アリーナス 53.150
2. クラッパー 52.100
3. ウォーカー 51.700
上位2名はP&G全米選手権(8月17日~20日・アナハイム)出場権を獲得。
<女子ジュニア個人総合>
1. ウォン 54.500
2. ピルグリム 54.000
3. ビアード 53.500
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米国女子はP&G全米選手権出場への基準を色々設けているようで、この日も数名が基準をクリア。リオ五輪代表および補欠は自動的に出場できますが、実際には休養中、エリート引退の選手が多くほとんど出そうにありません・・・
中国が、全日本種目別選手権(6月・高崎)および代表選考方法について分析
・中国体操協会
わかる範囲で、概要は以下のとおり(分析は男子についてだけです)
・決勝進出者は、ベテランと若手が半々
・あん馬では無名の若手杉野正尭が優勝。(決勝の)14.750は世界でも通用する
・鉄棒でH難度のワザを成功させ若い宮地秀享が2位に。(決勝の)15.250は今季世界2位(1位は同大会の内村15.750)
・千葉健太、谷川航らも目を引く
・跳馬の予選に出場した(2本跳んだ)選手は23名。中国選手権(5月)では10名だけだった
・内村航平の後継者と思われた加藤凌平の不調は不可解
ほかには、中国得意の平行棒などにおける得点差が気になるようで、比較しています。
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日本の代表選考に注目しており、どんな選手でも、代表選考となる大会に出場しなければ世界選手権(10月・モントリオール)の代表になれない。「天王巨星」(キングスター)内村航平も例外ではない。知名度や過去の成績に関係なく「誰でも」チャンスがあるこの、
公正、公開、公平(原文)
な選考システムは、全選手に自信と希望を与え、日本の体操が衰退しない大きな要因となっている、とまとめています。