ハンガリーのクリスチャン・バラズ(22)が電撃引退
・ハンガリー体操連盟
写真が出ていたので何かな~?と思ったら、まさかの引退ざっくりまとめますと、
・脊髄に治癒不可能な疾患をかかえている
・体操が原因ではなく、遺伝的な問題である可能性が高い
・医師の勧めに従い、引退を決意
・日常生活に支障はない
だそうで、今後はコーチとして若手の指導に当たるとしています。これまで体操で得た経験を還元したいと語る一方で、まだ引退の事実を受け止めるのに苦労しているようだと記事では書いています
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2018年 ユース五輪(ブエノスアイレス)で2つのメダル
2019年 世界ジュニア選手権(ジェール) 鉄棒で銅メダル
2019年 欧州ユース五輪フェスティバル(EYOF・バクー) 平行棒で銅メダル
シニア入り後も世界選手権、欧州選手権などに出場。オールラウンド力もあり、今後、同国男子の中心メンバーになるとばかり思っていたので、びっくり
第一回世界ジュニア選手権で活躍したときの記事。岡慎之助が超かわいい
・ハンガリー体操連盟
引き続き、杉野正尭(26)の話題です
鹿児島県の鹿屋市と、鹿屋体育大学が共同で「スポーツ実施率日本一」をめざす宣言をしました。
・鹿児島読売テレビ
・鹿屋体育大学
このイベントにパリ五輪金メダリストの杉野選手も参加し、演技を披露。鹿屋市長から賞賜金、大学のスポーツ振興教育財団から奨励金も送られたそうです。三重から鹿児島に移動し、大忙し。
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<杉野正尭(たかあき)選手のプロフィール>
1998年 三重県安芸郡安濃町(現・津市)生まれ
鯖江高校(福井県)→鹿屋体育大学、大学院→徳洲会体操クラブ
パリ五輪では団体金のほか、あん馬6位、鉄棒7位。団体決勝の鉄棒は、テレビのダイジェストなどでは蘇煒徳、張博恒(中国)、橋本大輝だけ紹介されることが多いですが、杉野選手は一番手として演技し高得点をマーク。オールラウンド力もあり、「2024年の大会における男子個人総合の高得点」というランキングで10位に入っています
「たかあき」は漢字変換しにくいので、私は「まさ」「たか」で出しています
パリ五輪代表の杉野正尭(26)に20日、三重県から県民栄誉賞が贈られました
・中京テレビ
男子団体の金メダルを胸に、賞状、トロフィーなどを受け取りました。これに先立ち、津市からも表彰を受けています。2028年ロス五輪では
団体、あん馬、鉄棒で金メダルをめざすと語りました。映像で見るかぎりメダルは劣化していないように感じます
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津市・前葉市長
「津市スポーツ栄誉大賞の初受賞者として杉野選手の益々の発展を期待しています」
三重県・一見知事
「三重県出身の選手が大活躍したことを誇りに思う。これからも夢と希望を与えてほしい」
何となくですが、体操に興味なさそうな言葉
まだ引きずるパリ五輪のメダル劣化問題
・Inside the Games
長い記事なので全部は読んでいませんが、どうやら銅メダルの劣化報告が一番多いそうです。岡慎之助選手は金と銅を持っているので、比べて見てみたいところですね。この問題を重く見た国際オリンピック委員会(IOC)は、希望者には「交換する」と発表したところ、100人以上の選手から連絡があったとしています。記事によると2016年リオ五輪のメダルも劣化しているそうですが、1904年セントルイス五輪の金メダル
が美しく輝いている写真を紹介しています。
そのセントルイス五輪はなかなかにひどい大会だったもよう(IOC)
今年、第3回世界ジュニア選手権が開催予定なのですが・・・
・Gimnasia Latina
新しい大会で1年おきの開催としていたものの、これまで
2019年 第一回・ジェール(ハンガリー)
2021年 コロナ禍のため中止
2023年 第二回・アンタルヤ(トルコ)
の2回だけ。今年は開催の年に当たりますが国際体操連盟(FIG)はまだ公式発表していないそうで、開催地も不明。フィリピンが予定されているもようですが、インフラや財政の問題から未確定だということです。もし開催されるとすれば、
6月 アジアジュニア選手権
7月 ヨーロッパユース五輪フェスティバル(EYOF)
8月 ジュニアパンアメリカン大会
などジュニアの選手にとって大きな大会が続くため、日程を慎重に検討する必要がある、と記事では書いています