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麒麟がくる終了

2021年02月13日 | 日常


2月7日の放送をもって大河ドラマ麒麟がくるが終了した。
久しぶりの王道大河ドラマで、かなり評判も良かったように思う。
今回はなんといっても役者の名演技の印象が強い。
主人公明智光秀を演じた長谷川博己をはじめ、織田信長役の染谷将太、帰蝶役の川口春奈、摂津晴門役の片岡鶴太郎など、その演技力に惹かれた。
とくに染谷将太は、初登場時は違和感しかなかった。
今までの信長イメージと違いすぎるし、丸顔だし、若すぎるしで、ミスマッチ感が目立ったけど、回を重ねるにつれて信長になっていった。
信長の温和な部分と狂気の部分が見事に演じられてたと思う。

最終回は本能寺の変で、このドラマ最大の見せ場を迫力ある映像で見ることが出来た。
そして、その後三日天下と言われるほどあっけなく散ってしまったわけだが、そこはあっさりとナレーションだけで終わらせたのは潔くて正解だったと思う。

全体としては、前半の桶狭間の戦いまでが長すぎた。
そのため、信長が活躍する時代になってからが駆け足になってしまったように思う。
それと、不要論が展開されていた門脇麦が演じる架空の人物の駒だけど、たしかにいなくてもよかったように思う。
ちょっと都合がよすぎる役回りで、またせっかくの重圧なドラマなのに、彼女が登場すると軽くなってしまってたように思う。

最後、光秀が生き残ってるようなシーンがあったけど、あれは似た人であって別人だと思う。
というか、僕はそう解釈している。

明日からは新ドラマが始まる。
これも楽しみだ。