今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

忙中閑の湯の山温泉

2018年04月08日 | 温泉

新年度(4月)に入った先週は、月曜の新入生オリエンテーションから始まり、火曜は入学式、水曜は公認心理師のガイダンス(私が担当)、木曜からさっそく前期授業が始まり、金曜も授業、そして昨日の土曜は新入生の遠足(明治村)と、新年度第一週から、休みなしの連続。

新入生がかように忙しいということは、その世話をする教員も同等かそれ以上に忙しいということ。
新入生のような緊張感こそないが、緊張している新入生に気を回す立場なので、はやり疲れる。 

さて、やっと来た休みの日曜。
土曜が出勤だったため帰京向きでないことから、日曜は名古屋から近い湯の山温泉(三重県四日市の奥)に一泊の宿をとった。

湯の山温泉は、鈴鹿山脈の核心部である御在所岳と鎌ヶ岳に抱かれた麓にあるので、もちろん登山の食指が動いたのだが(月曜は仕事がないので時間はたっぷりある)、ここは慰労に徹しようと、入浴と食事以外の用事は作らないことにした(登山は曲がりなりにも大自然の中にたった一人で入りこむ営為なので、身体的に疲れるだけでなく固有の緊張感を要する)。

車だと高速(名古屋第二環状・東名阪自動車道)を使えば名古屋宅から1時間ほどで着いてしまう(かといって東濃のように下の道が楽しいわけでもないので高速1択)。
山脈の麓で(街中と違って)転地効果もある温泉がかような近場にあるのは嬉しい。

さらに私が毎年泊っている宿「ウェルネス鈴鹿路」は、ビジホ(ビジネスホテル)にちょいたし程度の料金でちゃんとした夕食・朝食がつくので、財布的にも嬉しい。 

この宿の温泉は厳密には”新”湯の山温泉で、泉種でいえば、いちばん面白くない「アルカリ単純泉」なのだが、私が好きなラドンが出ているし、さらにはなんとストロンチウムまで検出されている(初代ゴジラの足跡から検出されたという放射性同位体ストロンチウム90ではないのでご安心を)。
つまり含有物質がそれなりに個性がある。
ところで、ラドン浴をするには、内風呂の湯口のそばに居るべし(露天風呂はラドンガスが四散するので無意味)。 

一人客用のシングルルームは、ビジホのそれより広く、横長の机と長いソファもある。
ちなみに、トイレが洗浄器付きであることは私の宿選択の第一基準であるから、本ブログでは自明なこととしてあえて言及しない。

最近のサービス傾向に洩れず、無線LANが使える(パスワードなしであることに注意)。
惜しむらくは、ヒゲそりが有料(100円)な点。 
まぁ余分なコストを減らして宿代を安く維持する結果と解釈しよう(食事サービスには満足している)。

今日の東海地方は気温が1桁台なので、エアコンの”暖房”を入れた(木曜は大学で冷房を入れたのに)。

とにかく今晩は”慰労”に徹するので、持参したパソコンは暇つぶしのネット閲覧と就寝前のビデオ鑑賞用とし、授業準備などの仕事には使わないことにする。