SF映画、頑張ってる?

2009-06-10 01:12:05 | 音楽&本&映画
ちょっと前に公開になったのと、この後公開になるSF映画が面白そう。
「STAR TREK」と「ターミネーター4」ですが、両方とも子供の頃から好きな物語です。
今回は両者とも、それぞれがそれぞれでこれまでの続編の造りと違うようなので、期待しています。
同じような続編の造りだったら見に行かなかったのではないかと思う。

というのは社会人になってから、本当に面白いと思う映画になかなか出会えなくなって来たからです。
不遜な物言いですが、私が見る映画はSFやアクションばかりなので、撮影技術の進化やシナリオの斬新さがないと、どこかで見たことがあるような気がしたり、面白さが予想の範囲内だったり、あれそんな収め方をするんだと納得できなかったり、身勝手な思いで面白さを半減させてしまうのです。

子供の頃は、全てが新鮮で新しい物語だった。  
見に行く映画という映画、全て面白かった。
でも思い返してみると、それらはみんな当時としては画期的な技術で撮影されたり、それに新しいコンセプトが合体していたりして、今の自分がその頃見ても楽しめたのではないかと思うのです。

「STAR WARS」の星の世界に夢中になり、「レイダース」の冒険に手に汗握り、「エイリアン」の逃げ場の無い恐怖に慄きました。
「ターミネーター」ではカイルがショットガンの弾を何発もぶち込んだのに、シュワちゃんがむっくりと起き上がるシーンを見て、この後何が起こるのか予想できない喜びに打ち震えました。(大袈裟)
これらの名作を子供の頃に見てしまったため、映画の面白さの基準レベルが高く設定されたのかも。
これは不幸なことなんでしょうか。

子供の頃は子供だましのSF映画を見て面白く思い、大人になってから本物の?SF映画を見て楽しめれば、面白く映画を鑑賞できる期間が長くなったのではと考えてしまいました。
そんな中でも自分の予想を超える映画に時々会えるので、完全に見なくなるということは無いと思います。
これからも楽しませてくれるよう、映画産業に従事する皆さん、どぞよろしく。

さあ、今回の2作、少しは楽しませてくれるでしょうか。