ローカ

2015-09-05 02:00:06 | その他旅行き
7月20日(月) 続き

祇王寺から大覚寺へ歩いて向かう。
この道にはこれといった観光要素はなし。
民家の横、畑の脇を通り、道路を渡って歩く。
この夏の猛暑日の凄まじさを体感した道行き。
大覚寺は山から離れた街中にある大きなお寺だった。
やっと強烈な陽射しから逃れられる。
門をくぐり、屋根の庇護の下に入った。







ここも私のイメージにあるお堂や伽藍があるお寺でなく、なんだか雅な感じ。
調べてみると前身は、平安時代に天皇の離宮として建てられたものだった。
なるほど。
白砂の庭が眩しい。
勅使門なんて特別な御門もある。







廊下は鶯張りのところがあった。
修学旅行で何処かのお寺を見学した時歩いて以来でないか?
てことで 、すぐにはこの構造の廊下の名前が思い出せなかった。
すぐそこまで出てきてるんだけど…。
と苦しんでいたら、横を通り過ぎた人が口に出してくれた。
はい、そーでした。
こうして老化の進みを認識する。







いくつもある大きな建物は渡り老化、おっと、渡り廊下で結ばれていた。
全ての建物を巡るのがその時の私には一苦労。
建物自体が大きく、そのグルリを歩いて渡り、歩いて渡り。
祇王寺から大覚寺まで来るのにもずっと歩き詰めだったので、流石に疲れた。
敷地奥にある大沢池の見えるベンチで一休みした。
微風が吹いていたが、暑さにやられた身体を冷やすには力不足。
しばらくクタッとし、頑張って残りの見学を終えた。