天竜浜名湖鉄道

2017-04-26 23:35:15 | その他旅行き
<新所原駅にて>


天竜浜名湖鉄道は非電化なので、気動車が走っている。
一両編成で主力は新潟トランシス社製の最新型。
でも私が乗った車両のは平成13年製造と刻印されてたから、それでももう10年以上たってるのね。
ここの製品には最近ではいすみ鉄道でお世話になった。
やっぱりおなじようなエンジン音ですな。

<車窓から>


進行方向の線路の周りは淡い緑に覆われ、新所原を過ぎてすぐの辺りは緑のトンネルを抜けて行くようで、一気にテンションが上がった。
もう新緑の季節なんだなあ。
途中から浜名湖の西岸に近づいたり遠ざかったりして進む。
車窓から「広々とした」浜名湖は見えなかったと思う。
新幹線から見る海みたいな浜名湖とは趣が違い、山がちな入江の景色が時々開ける。
ホームから浜名湖が見えると書かれていたので寸座という駅で途中下車。

<目の高さに電信柱のてっぺんが>


体調が思わしくないので、駅間を歩く事はせず、ホームでゆっくりと次の列車を待った。
寒くないってのはいいね。
ベンチでなにも考えずほけっとしてもいいし、ホームの端に生える草花を撮ってもいい。
横になって居眠りしてもいい。
いや、さすがに駅でははばかれるか。
なんにせよ、時間の潰し方を考え出す必要がない。
ほぼ乗り鉄となってしまったが、フリー切符を買ったならそうあるべきですな。

<寸座駅にて>


今回のフリー切符の範囲の天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道。
天竜浜名湖鉄道はだいたい上り下りとも1時間に1本のダイヤ。
比べて遠州鉄道は1時間に5本。
だからよりローカル線と言えるのは天竜浜名湖鉄道だろう。
なのに遠州鉄道の方にまず気を引かれたのはNHKのせいだ。
今の大河ドラマがこの辺りを舞台にしたお話しなので、大河ドラマファンが天竜浜名湖鉄道に大挙して押しかけ、ずっと座席に座れない状態だと今の体調からしてしんどいなと思ったから。
ローカル線は空いているもの。
経営大変だけど。

<北欧製>


一度じっちゃんばっちゃんが座席を埋めた列車に乗り合わせたが、気賀って駅がその手の見学施設があるところのようで、みんな降りて行ってしまった。
その列車が天竜浜名湖鉄道では少し古い車両で、スローライフトレインと名付けられ、なんとも渋い栗色とクリーム色のツートンに塗装されている。
そして内装のカーテンとヘッドレストカバーにマリメッコデザインの布地が使われている。
こういうのいいですな。
信楽高原鉄道のマイキートレインみたい。

<天竜二俣駅にて>