遠州鉄道+α

2017-05-03 09:35:03 | その他旅行き
天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道は西鹿島駅で接続している。
遠州鉄道の終着駅である。
だから改札は地方鉄道で時々ある、電車がやって来てから乗車客をホームに入れる形式で、ホームでの撮影は自由が効かない。
駅近で沿線から撮れるところは無いかと歩いてみると、少し南へ下った先に歩行者専用の踏切があったので、そこで撮影。

<これは天竜浜名湖鉄道のホームから>


遠州鉄道は1時間に5本も運行している。
来る前から想像してはいたが、農地や山地ばかりを走るローカル線ではない。(と思う)
(というのは乗ってた間中居眠りしてたので途中の景色を見ていない。
線路もがっちり太いのを敷いてる。
でも、2両連結の電車が単線を走る様は都会を走る電車とはやっぱり趣が違う。

<踏切から>


遠州鉄道も大河ドラマの恩恵を得ようとラッピング列車を用意していた。
そりゃそうだよな。
なんで天竜浜名湖鉄道だけだと思ったのだろう。
どうもいくつか種類があるらしい。
私は浜松のマスコットキャラクターが描かれているのを見た。
ぬいぐるみが先頭車両に置かれていたりする。

<出世大名家康くんと出世法師直虎ちゃん>


もともと遠州鉄道メインで撮影しようと考えていたが、最終プランは天竜浜名湖鉄道で時間を使うものとなったので、もう車に戻らねばならなくなった。
他に撮影場所を探すこともなく、いやそれどころか疲れてしまって、西鹿島駅から乗って早々に居眠ってしまった。
もうただの移動手段としてしまい終着の新浜松駅に到着。
なにしに来たんだ、勿体無い。

<踏切から>


渥美半島の先端、伊良湖岬へは国道42号をゆるゆる走った。
今年の新緑ドライブはこれが最初で最後だ。
街でも街路樹の葉が茂りだすから、季節は進んでるんだなあと思う。
でも街を離れるとそんな思いは考えて得た感慨であることを知る。
郊外の緑多い道を走ると、色彩の多様さに圧倒される。
もう考える必要もなく、春は深まりあらゆる生命は芽吹きグングン成長しているのだと、子供達が所構わず駆け回るよう向こうからぶつかってくる。
車窓を前から後ろに流れる景色の色に圧力を感じる程だ。
しばし鳥肌立てて走った。