スキール音がこだまする紀伊細川駅

紀伊神谷駅から橋本方面へ一駅。
谷間にある紀伊神谷駅から一転、紀伊細川駅は山の中腹にへばりついていた。
ここのホームもカーブしている。
駅から出ると左手に先の見通せないコンクリートの階段が降っていて、右手に行くと集落がはるか下の方に望める。
眺めの良い駅だった。
集落に降り、八坂神社でコーヒーを飲んでいたら、遠くから車輪がレールを擦る音が響いてきた。
街中なら列車の接近は踏切の警報機の音で知る。
ここでは列車が自らの足音で知らせてくれる、そんな山里の駅である。

＜紀伊細川駅へ、はてな字カーブ＞


＜紀伊細川駅ホーム端＞


＜木造白ペンキの駅舎＞


＜駅東側の階段＞


＜谷向こうの紅葉＞


＜駅の駐車？スペース＞


＜桜は春を待つ＞


＜コーヒーの忘れ物＞