岡寺

2021-12-20 06:39:25 | その他旅行き
石舞台古墳へと再び歩き出すと、道路標識が現れ、石舞台古墳への矢印は右。
しかしそちらは新しい道路で途中に何も無さそう。
直進すると明日香の町に入るようで、そちらの方が街並み散策できるだろう。
少し遠回りだがまっすぐ町へと入っていった。
狭めの道路の左右に目を遊ばせながら歩き、T字路を右折すると岡寺というお寺への道に鳥居が立っていた。
調べると日本最大の塑像の観音様がいらっしゃる、西国三十三所第7番札所らしい。
山の方に入るようだがちょっと寄って行ってみよう。
到着したこのお寺、自分的には当たりだった。
さらっと見るだけのつもりが気になる被写体が山とあり、ずいぶんと時間を使ってしまった。
以下その写真。

民家の並ぶ細い道をさらにズンズン登っていくと山の上に三重塔が見える。


最後の急坂を上り終えると入口の仁王門があった。
横の受付で料金を払って境内へ。


石段を登っていくと本殿のある敷地に出た。


右手に鐘楼があり、一人一回鐘をつける。
無料だし空いていたのでつかせてもらった。
ちょっとしけた音になってしまった。


本殿でお参り。
塑像の観音様は撮影禁止。


悪龍の封ぜられた逸話のある池の向こうに十三重の石塔が聳える。


池の袂に境内案内図があり、池の向こうに奥の院があると書いてあった。
そこから三重塔へ廻る道があるようなので行ってみる。


奥の院への道から振り返る。


途中にるり井という浅い井戸があった。
いわれの説明はなし。


奥の院には浅い洞窟の奥に弥勒菩薩が祀られていた。


十三重の石塔に戻り、その前を横切り少し登ると、モミジの木々がこの秋最後の彩りを魅せてくれた。


三重塔からの眺め。
三重塔から石段を降りると、仁王門から登ってきた道に出、これで境内一周。