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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

日本の高3、英語力は中卒程度(日経より)

2015-03-17 21:44:46 | 英語コラム
今日、「日経電子版」で、こんな記事がありました。

日本の高3、英語力は中卒程度
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H0H_X10C15A3CC0000/

WebやTVではよく「小学生で英検2級合格」とか「中学生で英検1級」などなど所謂「英語のできる子ども」ばかりがフィーチャーされていますが、この現実を読んでがっかりしました。
この調査は国公立の高校3年生対象なので、私立の生徒を含めるともうちょっと成績は良いかもしれません。それでもこの結果はあんまりですよね。
最近の高校ではスピーキングに力を入れているそうですが、それでも「話す」力の成績は芳しくはありません。「書く」力の平均なんて19%だそうですから最悪です。
何が悪いんでしょう?私はスピーキングの前にしっかりと英文法を学ぶことが先決だとは思うのですが。英文法をきちんとしないと、何も話せませんからね。
英検やTOEIC(R) Bridgeを強制的に学校で受けさせる手もありますが、私としてはこの手は何だか嫌ですね。
しかし、この調査ではどんな内容が出たのか気になります。どこかのサイトで公表していないかしら?満点を取れば英検準1級程度の英語力だそうですが、私が受けたらどうなるか?

金田一家、日本語百年のひみつ

2015-03-17 21:16:10 | 本-言語関連
図書館から借りた『金田一家、日本語百年のひみつ (朝日新書)』を読了。
本書は2部構成になっていまして、前半は現代の日本語について、後半は金田一一族の話になっています。
最初は若者言葉について書かれているけれど、どの時代にも流行り廃れりの言葉があると思います。昔だからって乱れていないとは限らないし。「コンビニ敬語」って言われてみると何だかおかしいですよね。
紙の辞書はあまり使われなくなったけれど、捲る時の楽しさはあると思います。
京助氏、春彦氏、著者の秀穂氏の話も面白かったです。アイヌ語の研究とか中国訪問とか、3人それぞれにいろいろなエピソードがあったのですね。春彦氏と秀穂氏の親子対談も見ものです。
春彦氏の顔写真を見て思い出したのですが、彼はけっこうTVに出ていましたよね。つい最近まで漢字関連のクイズがよくやっていたので、それらに解答者として出演していたと思います。「金田一家の3代目」として引っ張り出されたのでは?

金田一家、日本語百年のひみつ (朝日新書)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版