Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

2022-01-05 14:48:28 | 本-その他
図書館から借りた『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』を読了。
同調圧力については私も中学生の頃から感じていました。人と同じような格好をしないとダメ。成績が良くても悪くても苛めの対象になる。みんなと違う意見を言うと仲間はずれにされる。挙げたらきりがありません。
中学生の頃、進学塾で「青梅」と書いて何と読むか先生から聞かれました。「おうめ」と答えたかったのですが、周囲を気にして「分かりません」と答えてしまいました。それだけでなく、無理に周りに合わせたりなどもしていました。高校時代は比較的周りに流される必要なく、成績が良くても苛められることもなく済みました。
今どきの10代も同調圧力を感じている子が多いらしいですね。特にLINEがその典型的な例で、すぐに返事をしないと仲間はずれにされたり苛めの対象になったり。LINEグループでもランクがある学校が存在することも知りました。自宅近くに某公立高校があるのですが、どの女の子もスカートが極端に短いのにびっくり。きっと標準の丈にすると周りから変な目で見られるのでしょう。幸い「漢検ブラザーズ」からはそういう話を聞かないので安心しました。
最近では、周りに全く人がいない屋外でもずっとマスクを着用していることも同調圧力の例では? TVでも大袈裟にコロナウイルスのニュースばかり。著名人がちょっとでも不正を行うものなら大勢で叩く。
よく「普通でいいんだよ」とか「普通にいい子でいなさい」なんて聞くけれども、そもそも「普通」って何でしょう? そんな質問をされても私だって答えられません。「歩きスマホ」などの迷惑行為や犯罪を犯さなければ考え方や行動はそれぞれの自由では?


勉強の価値

2022-01-05 14:06:24 | 本-その他
図書館から借りた『勉強の価値(森博嗣著)』を読了。具体的な勉強方法については書かれていませんのでご注意を。
「勉強」…、私も特に苦手科目については嫌いでした。私を含め運動音痴にとっては、体育の授業なんて恥をさらしているようなもので、本当に苦痛でしたもの。
高校に入ってからですね、英語が好きになったのは。それから社会人になって漢検の勉強を再スタートして、あれだけ嫌いだった漢字の勉強が今では大好きになりました。
でも、殆どの大人にとっては勉強は苦痛なものでしょう。それなのに子どもたちに「勉強しなさい」とか「勉強は楽しい」と言っても、通用しないわけですよね。
ただ、なんだかんだ言っても学校での勉強内容は将来のための基礎として大事ですね。本を読むのに国語の力、買い物をするのに算数や数学の力、ニュースを見聞きするのに社会科の力、食べ物の旬を知るのに家庭科の力ってまず必要ですから。それが今では「いい学校」とか「いい会社」に入るためのツールにしかなっていない。「ここは試験に出ないから関係ない」ではなく、もうちょっと広い見方で勉強をしてほしいです。
著者の年齢が母と10歳も違わないのでびっくり。ああいう考えを持っているなんてもっと若い世代と思っていましたから。