日光へ出張した。
そう何度も行くところではない。
思い出に残っているのは、小学校の修学旅行と職場の旅行くらいである。
そしてもう一つ、親父にはずいぶんと長い間言われたが、
昔のいろは坂渋滞を促進した、ゆきたんくバスを止め事件である。
昔のいろは坂は現在の第1いろは坂だけで、あの狭いRの厳しい道を両方向通行だったのである。
その登りの途中でバスを止め、周囲の渋滞中の車窓からの視線を多々受けながら・・・
そう、ゆきたんくはうんこをしたのである。
いろは坂の途中でうんこをしたのだ。
これは、日光に住む猿でもしたことがない快挙といえよう。
ポケットティッシュのなかった時代だ。
親父の3千円もするおしゃれなハンカチがトイレットペーパーの代わりになったのである。
そして、自営業でクリーニング屋を営んでいた腕のいい職人だった親父も、そのハンカチは洗うつもりはなかったとか・・・
そう、そんな思い出を引き出してくれるのが、日光東照宮の陽明門前にいらっしゃる狛犬様である。
狛犬様のかっこうは・・・
おとなしく座っていらっしゃらないのてある。
おしりが痒いのだろうか。
もう何百年も座っている我慢強い方々の中には、こういいう方もいらっしゃるのだろうなあ。
そう思いながら、自分の思い出の引き出しを開けるきっかけになる狛犬様である。
せっかくの日光がもったいないので、勿体ないのでシリーズを気分で続けます。