先日お世話になった秋川高等学校の先輩の家からの帰途のことだ。
ふと思いついた。
この「ふと」というのが、ゆきたんくの家族にとっては恐ろしいことなのだ。
ただ、この日は一人でのお出かけだ。
「ふふっ」
一人笑いをして足を向けたのが北区。
何があるか・・・
東京第一陸軍造兵廠跡だ。
北区・板橋区にまたがる大きな敷地を持っていた軍の遺構が2つ残っている。
1つは自衛隊十条駐屯地内にあるので撮影を遠慮した。
もう一つは北区中央図書館だ。
いくつも存在した赤レンガ造りの堅牢な遺構である。
かつての旧十条工場275棟大正8年築
95年以上前の建物が図書館として使われている。
写真右隣は十条台住宅の地下部分。この通路を通って「北区の部屋(北区の情報を展示)」に行ける。
戦跡に興味を持って12年が経った。
比較的早い時期にここには来れると思っていた。
やはり機会は自分で作らなくてはいけない。
そんなことを忘れていたゆきたんくであった。