今日は8月12日。
国民にとって忘れてはならない日の1つだ。
修理ミスのあったジャンボジェット機が上野村に墜落し、尊い命が失われたことだ。
日航123便の事故のことである。
圧力隔壁の修理ミスにより、破損した圧力隔壁が機体を制御する油圧パイプを断ち切ってしまったのだ。
奇しくも、本日その日と似たような事象が起きている。
8月12日、全日空37便、羽田発伊丹行きの18時00分発の便で発生したから状況は途中まで同じである。
異常発生は油圧系統のトラブルも同じ、発生時刻も18時24分だ。
もっとも、日航123便は18時56分墜落、全日空37便は18時54分着陸である。
その時の機内の様子について、ニュースを見た。
異常事態に則してのCAのアナウンスについてである。
何ともニュースというのはネガティブな流し方をするものだと思った。
あの緊急事態の中でのアナウンスは、絶え間ない訓練の中で身に着けるものだろう。
しかし、実際のフライトでそのような状況になることは、はっきり言って皆無である。
その万が一の時のアナウンスについて乗客は様々なことを思うだろう。
乗客自身が大きな不安の中に身を置いて聞いているからに違いないと思う。
ケチがつけられたアナウンスは、ゆきたんくが聞く限りでは「十分」なものだった。
全ての乗客に聞いた結果ではないことと思う。
命がけの仕事をしているのである。
慰霊の園にある慰霊塔 2011.05.07 → Map
今回は悲惨な事故に至らなくて良かったとつくづく思う。
そして、亡くなられた520人の方のご冥福をお祈りしたい。
後ほど知ったが、この中にいた都立秋川高等学校の後輩も安らかに眠っていただきたい。