日鉱記念館入り口
なんとも趣向を凝らしたモニュメントである。
ここは,お父さんの子供の頃の思い出が詰まっているのである。
今から110年以上前に創業した日立鉱山の中でお父さんは育ったのである。
もっともここを訪れたのが2008年12月だから10年も前になるが,それでも100年経っているのである。
この時,お父さんは定年を迎えて1年経っていた。
いつも柔和なお父さんだが,拳法の達人でもある。
どうしても自分の故郷を見せたいという思いから,ゆきたんくに声をかけていただいて光栄である。
日本四大銅山(足尾…栃木,小阪…秋田,別子…愛媛)の一つとして,1981年の閉山までの76年間、日本の近代化と経済成長に貢献してきたのだ。
そして実際には大煙突だけの手柄ではなかったが,「理化学的手法による亜硫酸ガス処理の完成」により,煙害問題を終結させた功績は輝かしいものであった。
これこそ,教科書に載せてこれからの子どもたちに希望を持たせることの一助になるのではないだろうか。
そして,「世界一」もキーワードの一つだろう。