伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

日鉱記念館6

2018-11-26 23:29:14 | 言いたんく

日立の山中にどのように坑道を造ったのか。

その様子を知ることができる資料があった。

坑道と鉱床の透視模型である。

いやぁ,凄いなぁ。



この細い線が坑道である。


 最初見た時には,何か鉱石の結晶模型なのかと思った。

この細い線が坑道で,この中を人が通っているとは思わなかったのだ。

近寄ってみると・・・



坑道の中に竪坑(入四間竪抗)がある。


 入四間というのは町の名前だった。

町の広さを超える範囲で坑道は掘られていたことが分かる。



竪抗と坑道の関係はこの模型で分かる。


坑道はこのように木で補強されていた。


 全坑道がこのような造りであれば,木がどれだけ必要なのか。

まあ70年を超える歴史の中で,少しずつ坑道が伸びて行ったことは分かる。

1本1本の坑道に,このようにミスの許されない工夫を凝らす素晴らしさ。

日鉱記念館に来てよかった。

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