人間調子がいいと、その存在を意識せずに過ごしているね。
場所にもよるが、痛くなって初めて胃を意識したり、腰を意識したりする。
ゆきたんくも、仕事をしていない時期に様々なことが気になった。
うん、時間を持て余すというのは健康には良くないことを思い知ったのだ。
3年ほど前に、腹壁ヘルニアの手術をした。
手術前というのはたくさん検査をすることを知った。
ほぼ全身診てもらえる訳だ。
「ゆきんたくさん、手術が終わったらお話があります。」
術後3日くらいで落ち着いてきたときである。
「ゆきたんくさん、胆石がたくさんありますね。早いうちだと手術も楽ですよ。」
また・・・
まぁ、外科医の言うことである。どうすれば良くなるかは話すだろう。
さんざん驚かされてエコー検査をした。
その場で結果は教えてもらえずに、一週間後になった。
その間はドキドキである。
そして
「思ったより少なかったですね。これならば経過観察でいいですね。」
まぁ、切腹は免れた訳である。
その間(かん)といい、しばらくは右わき腹を意識せずにいられなかった。
現在は右わき腹を意識することはない。
調子が良いのだろう。
先日訪問した博物館に、鏡餅ほどの綺麗な石が展示してあった。
これである。
まん丸の模様の入った石だ。直径20cm、重さ6.8kg
なんだろうと説明を読むと「馬(ば)たい石」と名付けられた馬の胆石だった。
久しぶりに右わき腹が疼いた。