掩体壕(えんたいごう)というものがある。
飛行機を格納する施設だ。
体外コンクリートのカバーが飛行機を守る形になっている。
その中まで無蓋(むがい)掩体壕というのがある。
その名の通り蓋がないのである。
時刻も18時近くでこの季節(12/25)だと真っ暗である。
でも行かなくてはいけない。
といことで、掩体壕公園に駆け付けた。
レンタカーのヘッドライトで照らし、近くによる。
隼Ⅲ型甲が中に納まっている。近くに爆弾が落ちても、十分に爆風から守るシェルターになっている。 着陸した飛行機は、すぐに掩体壕に格納し、飛行機の上に枝などをかけてカムフラージュしていたという。
暗いし、寒いし、怖いし、 → Map
照明は車のヘッドライトのみ。
もちろん裏側は真っ暗である。
ちょいと覗いてみる。
見つけてしまった。
視界の奥の方に看板がある。
タコツボとある。
近くに寄ってみる。
傘を片手に、カメラを構えフラッシュを焚く。
再生モードで看板の字を読むと、この奥にタコツボがあるらしい。
飛行機の掩体壕だけではなく、人用の掩壕(えんごう)ということだ。
ゆきたんくは、閉所、高所の恐怖症の他に暗所の恐怖症を持っている。
限界である。
ここから逃げるように後にした。