夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

改めて、心に節度を・・♪

2006-11-26 17:56:00 | 定年後の思い
今朝、読売新聞を読んでいて、都道府県の首長の任期に関すること記事を読み、
高知県の橋本大二郎・知事の余りにも鈍感な回答に喚起させられ、
私の別ブログ【年金青年のたわむれ記】にあえて政治・社会の問題として、
三回分を投稿した。

高知県の県民はもとより、これからの地方分権に多大に損失するので、
東京の郊外に住む住民としても黙認出来なかった次第です。

ときには、私も馬鹿げた発言もする。




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心に節度を・・♪ ③

2006-11-26 17:21:24 | 時事【政治・経済】等
私が信頼している宗 文州・氏が10月10日に於いて、
福島県知事の辞任した時にコラムを寄稿している・・。


『流れない水は腐る』と題され、副題として『「良い人」が引き起こす汚職の構図』と綴られている。

無断引用させて頂きますが、血のかよったコラムのひとつです。


「権力が腐敗を招く。
絶対的な権力が、絶対的な腐敗を招く」。
・・・
トップの権力の絶対比は、任期の長さと共に形成されていきます。

福島県では30年前にも知事が汚職で逮捕されました。
逮捕された時点で当時4期目でした。
清新なイメージを売り物に当選した佐藤知事は、18年にわたってトップを務め、
今は5期目です。

両者とも県民の支持を集め、期待を背負っていましたが、
長く続けて見事に同じところに帰着してしまいました。

中国語には「流水不腐」という言葉があります。
流れる水は腐らないという意味です。
その裏返しで同じ人物が長くトップを務めると、
必ずといってよいほど、水が淀み、腐っていきます。

中国・上海では案の定、流れない水が腐ったのです。
上海市の陳良宇・書記が不正融資に関与した疑惑でトップの座を追われました。
上海の機械工場の工員から出発した陳氏は、
政治的な背景もなく、自分の努力で上海のトップに上り詰めました。
イギリスの大学で公共関係を学んだこともある改革派でした。

彼は情熱的で分かりやすい言葉を市民に語り、人気を得ていました。
皮肉なことに彼は、腐敗撲滅のスピーチもよくしました。
そんな彼は副書記に着任してから14年間を経て、
見事に自ら腐敗しました。

以上、引用させて頂きました。

この後の綴りとして、なぜ腐敗が起きやすいのか、
トップになるとずっと続けたくなる心境も述べられています。
そして、トップの周囲の人々に触れています。

再び、引用させて頂きます。

トップが長くトップの座に留まる理由は実のところ、本人の意思だけではありません。
トップとの繋がりで自分の立場と利権を保持する周囲の人達も、
同一人物による長期権力を望むのです。
また変化を受け入れたくない人も、トップの変化を望まないのである。
そうした面でも水を流すのを妨げる力が働き、
淀んだ組織になってしまいます。

以上、引用させて頂きました。


こうして拝読すると、私は単なる政治、官界の出来事のみならず
民間会社でも、しばしば感じられると実感している。

私はアメリカの大統領の2期8年までと決められた人々の英知に、
改めて感服している次第です。

コメント (3)
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心に節度を・・♪ ②

2006-11-26 16:17:35 | 時事【政治・経済】等
私は民間会社に35年間勤めて、退職後の3年生の身であるが、
権力者が長年に在任すると腐敗するということは、
見たり聞いたり、或いは現代史、歴史書で学んでいる。

このような思いが長年あったが、最近具体的にコラムに明示したお方がいる。
私の苦手な中国人の人であるが、私の読んだ範囲は正鵠な意見を述べられている。
私は偶然に【NIKKEI NET】の『ビジネス・コラム』欄で知りえた人である。

宗 文州(そん ぶんしゅう)と名のお方で、
ソフトブレーン マネージメント・アドバイザーをなさっている人である。

この『ビジネス・コラム』に5月の中旬頃から、私は読み始め、
気骨があり、誠実で正鵠なご意見を述べられているので、
私は愛読者のひとりとなった。

このお方の略歴は、この欄で記載されている。

1963年、中国の山東省生まれ。
1985年、北海道大学大学院に国費留学。
天安門事件で帰国を断念し、札幌の会社に就職するが、すぐに倒産。
学生時代に開発した土木解析ソフトの販売を初め、
1992年の28歳の時にソフトブレーンを創業。
1998年に営業など非製造部門の効率改善のためのソフト開発と
コンサルティング事業を始めた。

2000年12月に東証マザーズに上場。
成人後に来日した外国人が創業した企業が上場するのは、初のケースとなった。

2005年6月、東証1部上場。

2006年9月、会長を退任し現職に。

このように記載されているが、日本のビジネス社会に於いては、
異色であり、まさに創業者として成功を収めた人ながら、
潔(いさぎ)く権力の座からみずから退くいた人である。

こうしたお方であるなら、尚更、ご意見を拝読しても、
深みのある発言がある、と私は信じている。

                       《つづく》
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心に節度を・・♪ ①

2006-11-26 15:27:00 | 定年後の思い
昨今、自治体不祥事?E稜愀覆法堝刺楔④亮鹹垢梁秦Ⅳ♢△?E箸気?E討い?E♤?br>こ?E亡悗靴督屬蠅泙靴拭?br>
別ブ前の【年金青年のた?E爐?E①曚如∩膿佑琉娶㎠任△?E♤△△┐得匆颪鯆屬蠅泙靴拭?br>
お読み頂ただけたら、幸いです。
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心に節度を・・♪ ①

2006-11-26 15:18:57 | 時事【政治・経済】等
今朝の読売新聞に於いて、

【首長に質問「適当な任期は」】
        【7割、制限に否定的】

と見出し記事があり、私は興味深く読んだ。

詳細記事に関し、無断であるが引用させて頂きます。


福島県の談合汚職事件など相次ぐ自治体不祥事の背景に、
首長の多選があることを受け、
読売新聞は全国の知事・・・アンケートを行った。

この中で、「3期12年」が任期が適当と回答したひとりの中人で、
『長期の計画が10年程度で、準備期間も含めて12年もあれば
十分な成果が可能』(上田清司・埼玉県知事)。

これに対して、任期の制限に反対した回答のひとりとして、
『いつまで知事として仕事するかは、本人の意欲と気力。
何よりも選挙民が決めること』(橋本大二郎・高知県知事)
と、知事自身の能力や資質を理由に挙げ、多選批判に反論する。

以上、読売新聞の記事を引用させて頂きました。


私は、橋本知事は当選を5回なさったお方であるが、
何も解かっていないと、ため息をついた。

都道府県の首長となれば、どれだけの権力が集中するかは、
ご自分が一番ご存じではないか。

アメリカの大統領の任期の最長は戦争中を除外し、
2期8年の規約を決められた制度を思い浮かべて欲しい。


                      《続く》
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『ひかり電話』・・♪

2006-11-26 11:03:00 | 定年後の思い
我家は、昨年の夏、NTT東日本が【光ブロードバンド『Bフレッツ』】を盛んに宣伝した折、
インターネットの回線をこの回線に乗り換えたと同時に、
ひかり電話とした。

Bフレッツとセットで加入すれば、おトクと告知されていたからである。

それまでの我家は、たった一年間で黒電話から、プッシュ・ホン型となっていた。

我家では、家内の母と毎日電話連絡をしている。
家内の父が亡くなった後、独り住まいとなったので、
何かと心配であり電話を活用している。

ひかり電話を導入してから、私の想像を超えて電話代が安くなっている。

家内の母が用件があった時、家内の母は呼び出し音を5回鳴らした後、
切って頂くことにしている・・。

家内は折り返し、家内の母宅に電話をしている。

こうした折を含めても毎晩、家内は家内の母宅に電話を30分前後話し合っても、
電話料は導入前より半減した。

家内は電話代を気にすることなく話し合えるので喜んでいるが、
何より家内の母も納得するまで話し合えるので、
良かったと私は微笑んでいる・・。

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それぞれの人生・・♪

2006-11-26 08:40:00 | 定年後の思い
昨夜は9時過ぎになると、月刊誌の『文藝春秋』の読み残した記事が気になり、
布団の中で読み終わると、寝付いてしまってた。
この記事は、上杉 隆・ジャーナリストに寄る『中川秀直幹事長 裏の履歴書』であった。
安倍政権プロデューサーの知られざる素顔と半生、
と副題が付けられていた。

私は政界には無知であるが、私よりひとつ年上の方であるので、
敗戦後から今日までの軌跡が興味があったのである。

政界に乗り出す方は、こんな風に歩まれるのか、と感じたりしたが、
私の軌跡とは余りにもかけ離れているので、共感もなく第三者の視線で読んだりした。

人それぞれの人生があるということである。

東京の郊外は、どんよりとした曇り空を迎えているが、とりおり薄日が射し込んでいる。
昼下りから雨が予測されるので、早めに散歩し、買い物に出かけようか、と思ったりしている。

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