夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活の私、この世で一番贅沢なひとときを過ごし・・。

2010-01-17 19:05:23 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
少し風邪気味の為、風邪薬を飲むより何よりも布団の中で休んだ方がよい、
と思いながら、昼から寝室に行った。

冬晴れの陽射しが障子越しに暖かく、布団は電気毛布で暖かい中、
私は布団にもぐり、ほっとしながら、ひとつの雑誌を開いた・・。

過日、郵送されてきた国際政治経済情報の月刊誌『フォーサイト』(2月号)であるが、
読み残した記事を読んだり、気になった記事を再読したりした。

再読した記事は、吉野源太郎(よしの・げんたろう)氏の『デフレは市場からの警告だ』と題された寄稿文であり、
副題として、『貧しき「過剰生産大国」との決別は可能か』と付記されている。

そして、この横に概要として、
《価格破壊の震源である膨大な需要ギャップきはなぜ生まれたか。
産業の新陳代謝を妨げてきた日本の経済システムこそ見直すべきだ》
と明記されている。

私は氏の寄稿文は初めて拝読したのであるが、
ジャーナリストであり、日本経済研究センターの客員研究員であるが、
確かな視線で専門の分析と提示に、私は多々教示を受けたりした・・。

そして、日本経済は実態として果たしてデフレスパイラルが脱皮できるかしら、
と考えさせられ、
やがてまどろみながら、眠りについたのである。

そして目覚めれば、別の政治、経済問題の寄稿文を読んだり、
まどろんだりして、午後の4時半過ぎに起きだし、
玄関庭の軒下で夕陽を眺めながら、煙草を喫ったりしたのである。

私は大学中退後、アルバイト・契約社員をしながら映画・文学青年の真似事を4年ばかりした後、
民間会社の中小業に35年ばかり勤め、数多くのサラリーマンと同様に、睡眠時間を削り奮闘して、
大波小波の苦楽の多い人生を過ごしてきたので、
年金生活の今、寝たい時に眠れるひとときを甘受している。

そして家内がときおり私に、
働かなくとも生活できるのだから、という言葉をかみ締めている。



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『阪神大震災』、あの時、あなたは・・!?

2010-01-17 07:45:08 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞を読み、
《 阪神大震災 きょう15年 》
と見出しの記事を私は精読したりした・・。

もとより大都市の近代都市の神戸市を中核に大震災に襲われた阪神大震災は、
かけがいのない6434人の尊い犠牲を払ってきてから、
本日で丸15年の歳月が過ぎた・・。

被災された各地にお住まいの方達は、
東京の郊外に住む私が予想する以上に多くの犠牲を払い、
たゆまぬ努力をされて復興をされたと思っている。


私はあのときの朝、何時ものように都心の渋谷付近にある会社に出勤した。
まもなく神戸市と淡路島などで大地震で被害は甚大となっている、
と私達は業務の合間に話し合っていた。

私はレコード会社で管理畑に於いて、レコード販売店の債権管理をして折、
この一端として販売店の請求、回収業務などもしていた。

昼過ぎになると、営業本部より今月の『請求書』の郵送を留めて欲しい、と依頼を受けたが、
一部は送付済もあったりした。

震災地の各地には、多くの販売店があり、火災に遭われたり、倒壊したり、
或いは店内が大混雑したので営業は出来ない、
と余りにも不幸な報告を受けたりして、胸が痛んだりした。

被災された販売店の一覧表を営業本部より受領後、私は債権一覧表を作成したりした。

これから数ヶ月、大阪営業所に請求書に送付し、復興のメドを見守ったりした。

震災から3ヶ月を過ぎた頃、大手の販売チェーン店は営業の再開などの連絡を受けたりした。

ある小さな販売店は、さきの大戦の前の時代より、営業された老舗であったが、
倒壊の販売店を廃業された、と私達の大阪営業所から聞いた・・。

大手の販売チェーン店は再開でき、街中にある小さな販売店は、ほぼ廃業に追い込まれた、
悲しい連絡を受けたりした。

私の会社の社員の中に、人災は免れたが、5名の方達が家屋の被害を受けた。
中には、マンションを購入して一年足らず倒壊し、改めてマンションを買い改めた人もいた。
『何とかマンションを買ってローンを払っていたが、駄目になってしまい・・
改めてもう一軒を購入するとは予想もしなかったよ・・』
と彼は私と会った時に、苦笑しながら話してくれた。

私もサラリーマンで住宅ローンの返済の大変さは解かっていたので、
もう1軒分の住宅ローンが加わったら・・と想像したりした。


人災に遭われ、多くの肉親、知人にある日予告もなく人との別れをされ、
心の傷を受けられた人達の前では、言葉がないが、
あれから15年の歳月・・こうしたお方達にとっては重くも深い日々を過ごされきた、
と改めて振り返ったりしている。




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