夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

懐かしき『小柳ゆき』の唄声を聴き、思わず私は・・。

2010-01-29 17:53:36 | 音 楽
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
ここ4日間は佐野眞一・著の『ドキュメント 昭和が終わった日』(文藝春秋)を再読していたのであるが、
私なりの敗戦前後から昨今までの思いを重ねながら精読していたので、
不規則な睡眠時間となったりしていた。

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163717906
☆ 文藝春秋  佐野眞一・著の『ドキュメント 昭和が終わった日』 ☆

このように熱中していて過ごしていたのであるが、いつものように散策と買物はしていた。

本日は昼下がりに、買物に行ったのである。
我が家の最寄にはスーパーが二軒あり、特売品などの関係で、
殆ど二軒を廻って、買物をしているのが、年金生活から買物担当している私の責務となっている。

一軒の方は、ディスカント風の格安品の多く品ぞろえしているスーパーであり、
店内に音楽が流れていることが多いのである。
私は年金生活を始めた5年前の頃は、
40、50代の女性が若き頃に流行(はや)った1970、1980代の歌が流れていることが多く、
私は殆ど知っているので、微笑んで聴いたりしていた。

ここ数年は若き世代から35歳ぐらいまでが聴く最新の流行音楽が流れることが圧倒的に多く、
私は無念ながら、半分ぐらいしか判らないのである。

このように店内の曲も変貌してきているが、
今日、陳列棚の品物を眺め、確認していると、

♪壊れそうな 明日に向かい
 信じあう 奇跡を

【『愛情』 作詞・小柳ゆき/樋口 侑、作曲・原 一博、唄・小柳ゆき 】

店内から、歌が流れてきたのである。

私は懐かしげの唄声と感じながらも、曲名が思い出せないのであった。

♪傷ついた翼ひろげ
 飛びたつ true heart uh yeah Hey

【『愛情』 作詞・小柳ゆき/樋口 侑、作曲・原 一博、唄・小柳ゆき 】

そして、小柳ゆきちゃんの歌だ・・と思い出せたのである・・。


私は、小柳ゆきに関しては、私なりに深い思いがあるので、
【 2000(平成12)年、小柳ゆきに熱中・・♪ 】
と題して、2007年3月10日にあるサイトに投稿している。

【・・
昼過ぎ、何気なしにX JAPANと小柳ゆきが聴きたくて、
先程までCDを取り変えりながら、ある程度の音量を上げて、聴いていた・・。

私が勤めていた現役時代は、レコード業界のひとつの会社であり、
1998(平成10)年をピークに業界全体が次第に縮小したので、
この前後からそれぞれの会社が再構築がよぎなくされ、リストラなども行われた。

こうした中で、私の勤務した会社も組織の見直しによる人事配置転換の人事異動、出向、
そして早期退職優遇制度による退職、
このような形で同じ時代の空気を共にした上司、同僚、後輩などと別離があり、
中には業界から去った人も数多くあった。

そして、私は本社勤務の管理畑を30年近く勤めていたのであるが、
出向となり、ある物流情報会社に勤めたのは、
1999(平成11)年の春で55歳を迎える年であった。

不馴れな音楽商品のCD、DVD、カセット、ビデオテープ等の商品センターの現場もさることながら、
何で俺が・・、と言う気持ちがあり、数が月は私なりに失墜感があった・・。

都心の本社から、遠方の物流倉庫で周辺も物流倉庫が数多く並んでいる場所であり、
世にいう都落ちの感であった。
何より、出向というのは、本社の戦力からは不必要の烙印であり、私はうつろな心情であった・・。

このような時は、長い通勤の途中、私はビジネスバックに、
親しんできたX JAPANのアルバム5枚前後持ち歩き、CDウォークマンで聴いたりしていた。


9月の初旬、休みの日曜日に偶然にテレビの音楽番組の新人紹介コーナーで、
『あなたのキスを数えましょう ~ You were mine ~』を唄う若い女性歌手を視聴し、
上手すぎる、と正直うろたえたのである。
そして、清潔感はないが、破格の歌唱力で唄う人は、小柳ゆき、
という名を知り、魅了されたのである。

翌年の2000(平成12)年の4月頃になると『愛情』が街に流れ、
そして5月にアルバムが発売になり、『明日に架ける橋』などのカバー集であった。
7月に『be alive』が盛んに街に流れ、
そして8月にオリジナル・アルバムの『EXPANSION』を新譜予約していたので、
発売日の前日に手にし、よく聴いていた・・。

退社直後の8時過ぎ、暗い物流倉庫の立ち並ぶ夜道でバス停まで歩きながら、


♪壊れそうな 明日に向かい
 信じあう 奇跡を
 傷ついた翼ひろげ
 飛びたつ true heart uh yeah Hey

【『愛情』 作詞・小柳ゆき/樋口 侑、作曲・原 一博、唄・小柳ゆき 】


♪出会った頃と 同じ季節(とき)が来て
 やっと2人で 歩き出したの

【『be alive』  歌詞・小柳ゆき/樋口 侑、作曲・原 一博、唄・小柳ゆき 】

この2曲は好く聴いたり、小声で唄ったりし、或いは心の中で唄ったしていた・・。

小柳ゆきもこのアルバムはミリオンとなり、
各地でライブ公演をして、私はWOWOWで視聴しながら、ビデオに収録したり、
DVDのライブ盤を購入したりした。

私がこの2000(平成12)年で熱中したのは、まぎれもなく小柳ゆきであり、
このお方の曲から私は限りなく励まされた・・。


尚、小柳ゆきの所属するレコード会社は、
無念ながら私の勤務した会社とは関係がなく、他社の専属契約の歌手である。
・・】

このように投稿していたのであるが、
たったひとつの歌によって、その人の人生の苦渋のはざま、励まされ、ときには救われることがある。

私は40代の時は、中島みゆきの歌の数々であり、女神のように深愛したが、
50代の後半の初め、出向となり、うつろな時期、その後も小柳ゆきの歌の数々に救われ、最後の女神かしら、
と微苦笑することが多いのである。


私は買物の帰路、このような心情であったせいか、

♪いつまでも この想いは
 変わらぬまま 必ずここにあるはず
 遠すぎる 見えない答え
 だけど2人 探しつづけた

【『be alive』  歌詞・小柳ゆき/樋口 侑、作曲・原 一博、唄・小柳ゆき 】

心の中で唄っていた。



http://www.youtube.com/watch?v=PS97xL6vATM
【『愛情』 作詞・小柳ゆき/樋口 侑、作曲・原 一博、唄・小柳ゆき 】

http://www.youtube.com/watch?v=qYCONPmRjNc
【『be alive』  歌詞・小柳ゆき/樋口 侑、作曲・原 一博、唄・小柳ゆき 】




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余りにも見苦しい、閣僚、議員の諸兄姉・・。

2010-01-29 09:18:28 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
今朝、まばゆい陽射しを受けながら、ぼんやりと読売新聞を読んでいたのであるが、
四面にある政治面のひとつの記事を読み、無力で政治にも疎(うと)い私さえ、
日本の有権者のひとりとして怒りを覚えて、30分ばかり冷静になれなかったのである・・。

この記事に関しては、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】に於いても、
ほぼ同一の記事が掲載されていたので、無断であるが転載させて頂く。


《 答弁拒否、閣僚席飛び出し…“国会崩壊”の様相  》

と見出しされ、読売新聞・政治部の松永宏朗氏の記事である。

《・・
28日に成立した今年度第2次補正予算の審議の過程は、
学級崩壊ならぬ「国会崩壊」の様相を呈していた。

鳩山内閣は同日、臨時の閣僚懇談会を開き、
官房長官が閣僚の委員会での不規則発言を注意したというが異例のことだ。

甚だしきは亀井金融相だ。
閣僚席で強烈なヤジを飛ばし、自分がヤジられれば答弁中でも相手をどなりつける。
「くだらん質問には答えられん」
と前代未聞の答弁拒否も行った。

前原国土交通相は25日の衆院予算委で、
質問者に反論しようと閣僚席を飛び出し、執拗(しつよう)に発言を要求した。
冷静さに欠ける行動だ。

議場では与野党議員のヤジがひどかった。発言者の声さえ聞こえないほどだった。

衆参予算委員長の対応も問題があった。
議場の乱れに申し訳程度の注意だけでは職責を果たしていない。
簗瀬進参院予算委員長は、政治とカネの問題で全閣僚に見解をただそうとした野党議員の質問を
「もういいでしょ」と遮ったが、理解できない行動だ。


過去にも閣僚の不適切な言動はあったし、ヤジもあった。
しかし、今国会ほど乱れた議場を見たことはない。
政権交代間もないため与党慣れしていないではすまされない。
まもなく2010年度予算案の審議が始まる。
閣僚、議員は襟を正すべきだ。(政治部 松永宏朗)

(2010年1月29日07時43分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100129-OYT1T00109.htm
☆ 【YOMIURI ONLINE】 答弁拒否、閣僚席飛び出し…“国会崩壊”の様相 ☆


私は民間会社を2004(平成16)年の秋に定年退職した後、
ときおり国会審議の中継をテレビで視聴している。

黙認は賛意とみなす議会制民主主義の政治の怜悧な哲学あるので、
無力な年金生活で政治の世界に疎い私さえ、日本人のひとりとして、有権者の責務として、
ときおりこのサイトにも投稿している。

この中のひとつとして、2005(平成17)年9月29日に於いて、
余りに酷く感じ、いたたまれずにこのサイトに投稿している。
【  見苦しい、国会議員達・・♪ 】
と題して、投稿していた。

【・・
昨日の日中、NHKで衆議院の『代表質問』ま実況中継を観ていたが、
私は何時も不思議な面持ちとなる。

自民党、民主党を始め、国会議員の人々は、
演説席で述べられている人に対して、ヤジを飛ばす。
テレビの座談会でも、発言者に対し、ヤジる。

発言者に対して、静観し拝聴する言動が何故取れないか、という事である。

私は日本の国会の歴史は無知であるが、
吉田茂首相の時代から、お互いにヤジっていた、と記憶する。

少なくとも国会議員は、国民から選出された方であるので、
心に節度、を取るのは論争以前の話である。

小学生の人が、これらを観ていたら、
大人のひとりとして、恥ずかしい限りである。
情操教育など、とても子供に対して大人は言えなくなる。

国会の答弁、テレビの座談会など
発言される方に静観した上で、反論するのが常識である。
悪き習慣を持ち合わせた国会議員は、見苦しい限りである。

ヤジる暇があるなら、ご自分の政治信条、政策課題を深めなさい、
と政治に疎(うと)い私さえ感じるのである。

野球などのスボーツの世界と違い、
少なくとも国会議員は真摯な態度の言動で望むのが、国民に信託された最低限の責務である。

小泉首相は、国民の声を聴きたい、とこの前の衆院選の時、述べられていたが、
私は国会議員たるものは、真の大人の言動をとれ、
と私は国会議員の全員に言いたい。
・・】

このように四年近く前に投稿したいたが、閣僚、議員の諸兄姉は改善もされず、
むしろ劣化が増して、有権者から信託された言動のふるまいかしら、
と私は憂(うれ)いている。

内外に諸問題が山積する中、審議の時間が足らないと閣僚、議員の諸兄姉を思うならば、
すくなくとも朝の9時より夜の9時まで徹底的に究明すべきである。
多忙とか体力的に無理と言い訳をするお方は、現役の議員の資格はなく、即刻議員を辞職して頂きたい。

このようなことは民間会社さえ悪戦苦闘しながら実施してきたことであり、
まして国民の血税からの高給と破格に優遇されている身分の議員の諸兄姉は、
真摯に問題解決への言動を明確にするのが、権力と同様に責務があると確信している。



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