私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
過日、読売新聞を読んでいたら、隔週に発売されている雑誌の広告として、
《 金持ち老後、
貧乏老後 》
と大きく見出しされていたのに、高齢者3年生の私は気になった。
そしてスーパーに買い物に行った帰りに、この雑誌『プレジデント』を買い求めて、
こっそりと精読したりした。
http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2012/20120116/
☆【プレジデント社】ホームページ <== 雑誌『プレジデント』2012.1.16号 目次☆
この雑誌は、特集記事に関心を抱いた時に購読している雑誌のひとつであるが、
今回の《 金持ち老後、貧乏老後 》は、やはり年金生活で、高齢者の我が家としては気になるのである。
私は小・中学生の頃は劣等生のひとりであったが、
小学4年生の頃から映画好きな映画少年、
高校生に突然に読書の底知れぬ魔力に取りつかれて、
やがて大学を中退し、映画・文学青年の真似事をして、4年ばかり奮戦したが、無念ながら敗退した。
その後、やむなく民間会社に中途入社する為に、コンピュータの専門学校に1年学んだ後、
何とか民間会社に中途入社でき、遅れた社会人となったのは25歳の時であった。
そして35年近く勤めて、定年退職を迎え、
直後から年金生活を過ごしてきた偏屈な軌跡を歩んできた。
もとより一流大学を卒業され、大企業、中央官庁などに38年勤め栄進されたエリートとは、
遥かに遠い存在であり、
中小業の音楽業界のあるレコード会社の管理、情報畑などに35年近く勤めてきたが、
中流家庭の多くの方たちが大学卒業後に程ほど民間会社に入社し、
38年勤めて定年退職を迎えるケースの人たちに、
遅ればせながら年収も含めて何とか追いつきたい、と私なりに秘かな願望があり、奮闘した。
こうしたことが根底があったので、年金生活に入る前には、
『厚生労働省のモデル世帯の年金額』などを強く意識させられたのである。
私は2004〈平成16〉年の秋に定年退職後、年金生活をしている。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
ときおり、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、
家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。
日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。
私の現役時代は、サラリーマンの身であったが、もとより生計の責務もあり奮闘する中、
30代の半(なか)ばに一軒家を建て、
この後3年ばかり家内はデパートなどに勤めて、強力な支援を受けたが、
家内は後方支援として家庭の多岐に及ぶ専業主婦として長らく努めてきた。
私たち夫婦の年金生活の今も、家内は洗濯、掃除、料理などしているのが現状であり、
せめて日常の買物ぐらいは、私がすると自主的に実行している。
こうしたことの背景には、私の現役時代の平日は会社で勤務し、
この間の日中は家内のペースで家事、趣味を過ごしてきた。
こうした家内の生活リズムをできる限り崩したくなかったので、
私は独りで買い物、散策をしている。
年金生活の私たち夫婦の基本は、厚生年金、わずかな企業年金を頂き、
通常の生活費するのが原則としている。
しかし共通の趣味のひとつである国内旅行、或いは冠婚葬祭などの思いがけない出費などに関し、
程々の貯金を取り崩して生活している。
そして、毎年年始が過ぎた頃に、本年度の月別の概算表を作る際、
家内の要望などを織り込んで作成し、予算としている。
従って、年金生活の身であるから、今年も赤字が120万円前後かしら、とお互いに確認し合っている。
このように私たち夫婦は、経済的に贅沢な生活は出来ないが、
働らなくても何とか生活ができるので助かるわ、と家内がときおり、
呟(つぶや)くように私に言ったりするので、私は苦笑しながら聞いたりしている。
このような状況の生活をしているが、今回の雑誌の特集記事を精読したのである・・。
本誌の31ページに於いて、各表と具体的な金額が明記されて折、無断ながら一部を引用させて頂く。
《・・
◎高齢夫婦無職世帯一カ月の平均収支は?
収 入・・・22万3757円
公的年金など・・・20万8080円
その他・・・・・・・1万5677円
支 出・・・26万4948円
税金など・・・・・・3万 393円
食 費・・・・・・・5万7935円
住 居・・・・・・・1万4921円
光熱費・・・・・・・1万9220円
教養娯楽・・・・・・2万9315円
保険・医療・・・・・1万4959円
その他・・・・・・・9万8205円(注・算出)
赤 字・・・ 4万1191円
出所・・総務省「家計調査報告」(平成22年)をもとに作成
◎平均的な老後のためにいくら必要か
60歳~65歳 無年金期間の生活費
26.5万円x12カ月x5年=1590万円
65歳~90歳 年金では足りない金額
4.1万円x12カ月x25年=1230万円
計=2820万円
+もしもの介護や病気に備えるお金
200万~300万円
総計・・約3000万円
・・》
このように表示されて、この下段には、
◎ゆとりある生活費は月平均36万6000円
◎ゆとりある老後のためにいくら必要か
表示されているが、省略する。
我が家は私は67歳、家内は62歳であるが、
私の現役時代の55歳の時に、音楽業界のリストラ烈風の中、定年の五年前に関係取引会社に出向となり、
この時に、定年後からの老後生活設計を家内と幾たびか話し合ったりした。
どのような生活をしたいか、生活資金のことも含めて概要立案をしたので、
定年退職後の年金生活に於いて、
毎年の予算に対して、生活をしながら実績が計上できるので、少しばかり修正をしている。
もとより《ゆとりある》生活などは際限はなく、
高齢者は確かな《いきがい》を持ち、日々を過ごしているか、何よりも重要と私は微苦笑している。
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貧乏老後 》
と大きく見出しされていたのに、高齢者3年生の私は気になった。
そしてスーパーに買い物に行った帰りに、この雑誌『プレジデント』を買い求めて、
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この雑誌は、特集記事に関心を抱いた時に購読している雑誌のひとつであるが、
今回の《 金持ち老後、貧乏老後 》は、やはり年金生活で、高齢者の我が家としては気になるのである。
私は小・中学生の頃は劣等生のひとりであったが、
小学4年生の頃から映画好きな映画少年、
高校生に突然に読書の底知れぬ魔力に取りつかれて、
やがて大学を中退し、映画・文学青年の真似事をして、4年ばかり奮戦したが、無念ながら敗退した。
その後、やむなく民間会社に中途入社する為に、コンピュータの専門学校に1年学んだ後、
何とか民間会社に中途入社でき、遅れた社会人となったのは25歳の時であった。
そして35年近く勤めて、定年退職を迎え、
直後から年金生活を過ごしてきた偏屈な軌跡を歩んできた。
もとより一流大学を卒業され、大企業、中央官庁などに38年勤め栄進されたエリートとは、
遥かに遠い存在であり、
中小業の音楽業界のあるレコード会社の管理、情報畑などに35年近く勤めてきたが、
中流家庭の多くの方たちが大学卒業後に程ほど民間会社に入社し、
38年勤めて定年退職を迎えるケースの人たちに、
遅ればせながら年収も含めて何とか追いつきたい、と私なりに秘かな願望があり、奮闘した。
こうしたことが根底があったので、年金生活に入る前には、
『厚生労働省のモデル世帯の年金額』などを強く意識させられたのである。
私は2004〈平成16〉年の秋に定年退職後、年金生活をしている。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
ときおり、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、
家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。
日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。
私の現役時代は、サラリーマンの身であったが、もとより生計の責務もあり奮闘する中、
30代の半(なか)ばに一軒家を建て、
この後3年ばかり家内はデパートなどに勤めて、強力な支援を受けたが、
家内は後方支援として家庭の多岐に及ぶ専業主婦として長らく努めてきた。
私たち夫婦の年金生活の今も、家内は洗濯、掃除、料理などしているのが現状であり、
せめて日常の買物ぐらいは、私がすると自主的に実行している。
こうしたことの背景には、私の現役時代の平日は会社で勤務し、
この間の日中は家内のペースで家事、趣味を過ごしてきた。
こうした家内の生活リズムをできる限り崩したくなかったので、
私は独りで買い物、散策をしている。
年金生活の私たち夫婦の基本は、厚生年金、わずかな企業年金を頂き、
通常の生活費するのが原則としている。
しかし共通の趣味のひとつである国内旅行、或いは冠婚葬祭などの思いがけない出費などに関し、
程々の貯金を取り崩して生活している。
そして、毎年年始が過ぎた頃に、本年度の月別の概算表を作る際、
家内の要望などを織り込んで作成し、予算としている。
従って、年金生活の身であるから、今年も赤字が120万円前後かしら、とお互いに確認し合っている。
このように私たち夫婦は、経済的に贅沢な生活は出来ないが、
働らなくても何とか生活ができるので助かるわ、と家内がときおり、
呟(つぶや)くように私に言ったりするので、私は苦笑しながら聞いたりしている。
このような状況の生活をしているが、今回の雑誌の特集記事を精読したのである・・。
本誌の31ページに於いて、各表と具体的な金額が明記されて折、無断ながら一部を引用させて頂く。
《・・
◎高齢夫婦無職世帯一カ月の平均収支は?
収 入・・・22万3757円
公的年金など・・・20万8080円
その他・・・・・・・1万5677円
支 出・・・26万4948円
税金など・・・・・・3万 393円
食 費・・・・・・・5万7935円
住 居・・・・・・・1万4921円
光熱費・・・・・・・1万9220円
教養娯楽・・・・・・2万9315円
保険・医療・・・・・1万4959円
その他・・・・・・・9万8205円(注・算出)
赤 字・・・ 4万1191円
出所・・総務省「家計調査報告」(平成22年)をもとに作成
◎平均的な老後のためにいくら必要か
60歳~65歳 無年金期間の生活費
26.5万円x12カ月x5年=1590万円
65歳~90歳 年金では足りない金額
4.1万円x12カ月x25年=1230万円
計=2820万円
+もしもの介護や病気に備えるお金
200万~300万円
総計・・約3000万円
・・》
このように表示されて、この下段には、
◎ゆとりある生活費は月平均36万6000円
◎ゆとりある老後のためにいくら必要か
表示されているが、省略する。
我が家は私は67歳、家内は62歳であるが、
私の現役時代の55歳の時に、音楽業界のリストラ烈風の中、定年の五年前に関係取引会社に出向となり、
この時に、定年後からの老後生活設計を家内と幾たびか話し合ったりした。
どのような生活をしたいか、生活資金のことも含めて概要立案をしたので、
定年退職後の年金生活に於いて、
毎年の予算に対して、生活をしながら実績が計上できるので、少しばかり修正をしている。
もとより《ゆとりある》生活などは際限はなく、
高齢者は確かな《いきがい》を持ち、日々を過ごしているか、何よりも重要と私は微苦笑している。
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