夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『M7級の首都直下地震、4年以内に70%』と試算されても、東京郊外に住む私は戸惑いながらも・・。

2012-01-23 09:48:43 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であり、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んでいたら、一面の中段に、
《 首都直下型 4年内70%
     M7級 東大地震研 試算
           地震活発 切迫度増す 》
このような見出しがあり、思わず私は精読させられた・・。

この詳細記事に関して、簡潔にまとめた記事が、
読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】に掲載されていたので、
無断であるが転載させて頂く。
《・・
    M7級首都直下地震、4年内70%…東大地震研

マグニチュード(M)7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生するという試算を、
東京大学地震研究所の研究チームがまとめた。

東日本大震災によって首都圏で地震活動が活発になっている状況を踏まえて算出した。
首都直下を含む南関東の地震の発生確率を
「30年以内に70%程度」としている政府の地震調査研究推進本部の評価に比べ、
切迫性の高い予測だ。

昨年3月11日の東日本大震災をきっかけに、首都圏では地震活動が活発化。
気象庁の観測によると12月までにM3~6の地震が平均で1日当たり1・48回発生しており、
震災前の約5倍に上っている。

同研究所の平田直(なおし)教授らは、この地震活動に着目。
マグニチュードが1上がるごとに、地震の発生頻度が10分の1になるという地震学の経験則を活用し、
今後起こりうるM7の発生確率を計算した。
(2012年1月23日03時04分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


今回の記事を読みながら、優(すぐ)れた英知結晶である東京大地震研究所のグループの方たちの予測は、
もとより真剣に受け止めている。

私たち夫婦は南関東地方の東京郊外の調布市に住み、結婚前後の5年間を除き、
調布市の片隅で世田谷区と狛江市に隣接した地域に62年ばかり過ごしている。

そして古惚けた築後34年の一軒屋に、家内と2人だけで住んでいるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

過ぎし昨年の3月11日の東日本大震災の時は、
我が家は大きく揺れ、本棚から10数冊の本が床に落ちたぐらいであったが、
我が家は防災に不備なことに気付かされた・・。

懐中電灯が2つばかりあるだけで、予備電池がないことも解かったりした。
そしてペットボトルの2リットルの煎茶が6本あるだけであった。

この後、改めて調布市から市民に配布された『調布市防災マップ』を見たりし、
この中の注意事項、連絡表の記載事項を互いに確認したり、
家内と共に買物に行った帰路に、指定された避難所の場所を近くを通り、確かめしたりした。

そして我が家は、そのうちに電池不要の手回しで電源が発生する軽い携帯ラジオを購入しょう、
と話し合い、買い求めたりした。

その後、旅行用のショルダーもできるバックを居間の片隅に置き、
いざ避難所に行く時に、持って行こう、と互いに決めている。

この中身は、電池不要の手回しで電源が発生する軽い携帯ラジオ〈電池対応、可〉、
懐中電灯、電池、タオルを4枚、板チョコレートを4枚、ペットボトル500mlが2本、
百円玉を中核として10円玉も少しで、3000円。
そして私のメガネの予備、タバコ、
脇サイドには『調布市防災マップ』が入っているだけである。

無念ながら携帯電話は私たちは互いに使えないので、この程度ぐらいと思っている。
あとは、非常食として、乾パンぐらいは、購入しておかなければ、
と思いながらも、実行していないのが我が家の現状である。


この程度であり、今回、東京大地震研究所のグループの方たちの予測として、
マグニチュドの7級の首都直下地震が、4年以内に70%の確率で発生すると、
公表されても戸惑いながら、苦笑を重ねたりした。

そして、巨大地震が発生しても、その時はその時に対処すればよい、
と私たち夫婦は思っているのである。

何よりも肝要の平素の日常生活をたんたんと過ごし、人生の余生を過ごせれば、
よいと思ったりしているのである。

このよう思いを深めたひとつの理由として、
ある著名人の方のひとつの随筆を20数年前に読んだ為か知れない。
この方のご夫婦は、伊豆地方の熱海駅から自動車で15分ばかりの高台の処に住まわれ、
もとより熱海駅は、東京駅まで新幹線で一時間で行ける利便性のある地である。

そして伊豆地方は、何かと地震の多い地でもあると知られているが、
百年に一回ぐらいの大地震を心配するより、
都心の山手線の線内の広尾、青山などの住宅地よりも、
遥かに空気も良いし、展望も良いし、東京への利便性ある、
とこのような意味合いの発露されていた。

私はこの方のように富もないが、故郷でもある調布市の片隅に過ごせればよい、
と確信を深めたりしたのである。

尚、東日本大震災で悲惨状況に遭遇された方たちの前では、もとより言葉はないが、
このサイトで東日本大震災に関して、私は数多く投稿文の内容をお読み頂ければ、
私の本心は理解して頂ただけると思っている。


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コメント (1)
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