夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

幾たびか冬の札幌を訪れ、東京の田舎者の私のささやかな想いは・・。 《4》 

2012-01-30 04:40:35 | 旅のあれこれ
          第3章 遅ればせながら、2008年12月『さっぽろホワイト・イルミネーション』を観る前に

私は過ぎし2008年12月の初めに、家内は12月下旬生まれであり、
家内に誕生日のプレゼントを要望を訊(き)いた時、
家内は動物好きであり、旭山動物園で雪の上でヨチヨチ歩きをするペンギンの群れを観たい 、
と言われたのである。

私達は北海道には四季折々訪ね、
少なくとも旭山動物園には春と秋の頃に、観たりしているが、冬季の雪のある時は未知であった。

私は家内の要望を叶える為に、ネットで色々と検索し、
家内に選定して貰ったのが、ある旅行会社が企画された市内の格安ホテルに滞在するプランがあった。
そして、このプランは1日だけ旭山動物園に往復し、3時間ばかり観ることのできるサービスがあった。

その上、家内は本格的なクリスマス用のイルミネーションの情景を観たことがないし、
私にしても、イルミネーションなどは婦女子の観るものだ、と思ったりしていたが、
私達にとっては未知の世界であった。

そして雪の降る『さっぽろホワイト・イルミネーション』の街並みの情景も良いかしら、
と私達は話したりした。

こうした中で、私はイルミネーションのイベントが期待以下であったならば、
居酒屋で地酒を呑みながら、地魚を誉(ほめ)るのも良し、と思ったりしたのである。

或いは、秘かに20年熱愛している中島みゆき女史の歌にあるように、
『南三条』を心の中で唄いながら、散策するのも良し、と思ったりした。

そして私達夫婦は、12月21日から4泊5日で札幌市内に宿泊するが、
このように勝手な思いを重ねたりしているが、
私達夫婦は田舎者のような容姿と心情で行くので、迷子にならなければ良し、
と東京の郊外からすれば異国のような札幌市内を浮べ、少し心配したりしている。

                           《つづく》

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コメント (1)
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