夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京郊外の田舎者の私は、『会津磐梯山』の歌を心に秘め、裏磐梯を訪れることになり・・。

2012-01-14 18:04:24 | 旅のあれこれ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳となった身であるが、
先ほど、庭のテラスに下り立ち、
明日の15日からの3泊4日の国内旅行に思いを馳せると、

♪会津磐梯山(あいづばんだいさん)は 宝の山よ
 笹に黄金(こがね)が エーまた
 なりさがる

かぼそい声で私は唄ったりした。

もとより福島県の会津地方に古来から伝わる民謡のひとつの『会津磐梯山』の歌であるが、
歌が巧(うま)く唄えない私は、エイーヤー、などとは恥ずかしくて唄えないのである・・。


私たち夫婦は、共通趣味のひとつは国内旅行であり、ときおり旅を重ねている。
昨年の11月の下旬に、ある有力な通販の旅行会社より、定期雑誌が郵送され、
この中の旅行企画のひとつとして、
《 ちょっと優雅な休日を・・
    裏磐梯猫魔ホテル 4日間 》
と題されたリゾートホテルに宿泊する団体温泉滞在型が掲載されていた。

私たちは、この裏磐梯地域に、ゆっくりと滞在したことはなかったので、
少し魅せられて、話し合ったりした・・。

私たち夫婦としては、福島県の旅は少なく、
雪の舞い降る会津地方を観たくて、付近の芦ノ牧温泉に連泊したり、
晩秋に二本松の菊人形を鑑賞し、そして五色沼を散策したりして磐梯熱海温泉に宿泊したり、
私の定年退職後に土湯温泉に4連泊した程度であり、
山形県の旅の帰路に通過しながら、情景を観てきたぐらいであった。

このような思いもあり、猪苗代湖の北にそびえるの磐梯山の連峰、
磐梯山の麓は南地域は表磐梯、北地域は裏磐梯と称されているが、
この時節に雪の情景を観ながら、裏磐梯の檜原湖、五色沼の美麗を鑑賞し、
積雪のある中を少し歩き廻り、そして温泉に身も心にゆだねるのも良いかしら、
と私たち夫婦は微笑んだりした。


そして私は宿泊するリゾートホテルのホームページを検索して、
少し見たりした後、家内もしばらく見たりした。
http://nekoma.jp/
☆【裏磐梯猫魔ホテル】公式ホームぺージ☆

この中の【アクティヒティ】のひとつに、『かまくら茶屋』は可愛らしく、
齢ばかり重ねた私でも、確かな伝統文化であり、ぜひ拝見し、食味したいと微笑んだりした。
http://nekoma.jp/activity/list.html#ac01
☆【裏磐梯猫魔ホテル】公式ホームぺージ<==【アクティヒティ】<==『かまくら茶屋』☆

この後、【お料理】の中で、『東北6県 日本酒飲み比べ』を見て、困ったなぁ、
と思わず心の中で呟(つぶや)いたのである。
http://nekoma.jp/cuisine/cuisine5.html
☆【裏磐梯猫魔ホテル】公式ホームぺージ<==【お料理】<==『東北6県 日本酒飲み比べ』☆

私は温泉のある観光ホテルに滞在した時の習性としては、
朝の10時頃から午後の3時頃まで、付近を散策しながら、その地を鑑賞し、
帰館後は、風呂に入った後は館内の売店で4合瓶ぐらいの地酒を買い求めて、
夕暮れ時に部屋でゆっくりと夕食時まで、吞む時を過ごしていることが多い・・。

この時節は4時半過ぎに暗くなるので、吞んでいると思われ、
その後の夕食に、この『東北6県 日本酒飲み比べ』を吞みながら頂くと、
『会津磐梯山』の歌を重ねてしまったのである・・。

♪小原庄助(おはらしょうすけさん)さん
 なんで身上(しんしょう)つぶした
 朝寝(あさね) 朝酒 朝湯(あさゆ)が大好きで
 それで身上つぶした
 もっともだ もっともだ

しかしながら東京郊外の田舎者の呑兵衛である私の弁明になるが、
もとより旅先は非日常の出来事であり、
平素の日常生活ではないので見逃してねぇ、と天上の神々に懇願したりしている。

このように初めての裏磐梯地域を宿泊する旅をするので、
投稿文は、しばらくは休止とさせて頂く。

帰宅後、つたないなりに心を揺さぶられたこと、ときめきを感じたことなどを
素直に綴る予定である。

尚、私のこのサイトの右側にあるカテゴリーに於いて、
『旅』として、これまでの旅の最中に感じたことを発露した紀行文の形式で、
170通ばかりあり、お読み頂き、ご笑話を頂ければ、幸甚である。


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公共交通機関の利便性のある地域に住む高齢者の一部の方、なぜ歩かないの、と苦笑し・・。

2012-01-14 13:42:46 | 私が理解できない社会現象のひとつには
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、結婚前後の5年を除き60年を超えている。
そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

最寄駅は京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』であり、
小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』となり、
この間の中間地域となり、いずれもバスの利便性は良いが、年金生活の今は殆ど散歩も兼ねて歩いたりしている。

そして現役のサラリーマン時代の通勤の時は勤務地の関係、
或いは昨今の都心に買物、旅行をしたりする時は、
更にバスの利便性も良いので、『成城学園前』を利用したり、ときには散策をしたりしている。

こうした辺鄙な所に私は住み、定年後の年金生活の日常に於いて、
その日に応じて歩き廻ることが多い。


今朝の午前中のひととき、家内から買物を依頼されて、
私は最寄駅のひとつの『仙川』駅の商店街をめざして歩き出した。

淡い陽射しの中、北風が吹き5度ぐらいと思われ、バスの通る歩道を歩き、
途中の坂道の上りも速度を緩(ゆる)めることなく、
15分ばかりで商店街に着いた。

この間、バス停を5つばかり通り過ぎたが、60、70代ぐらいの男性、女性の多くが、
バスを待ちわびて並んでいた・・。
こうした情景を私は見たりし、高齢者の方はバスなどに頼らず、
歩くことが何よりの健康の源(みなもと)なのに、と苦笑させられたのである。

もとより高齢者の方で、膝を痛めたり、歩行が困難な方、
冠婚葬祭などでお出方の方、急ぎのある方たち、
或いは地方にお住まいで公共交通機関の不便な方たちは例外であるが、
単なる駅前で買い物、小用のある方たちは、歩かれた方が良いのに、と思ったのである。


高齢者の何よりの悩みは、貧富にかかわらず、
いつの日にか寝たきりの状況を一番恐れていると思うが、
こうしたことを回避する特効薬は、日常生活の中で歩くことが、まず第一歩と私は確信したりしている。

ご自分の老後の生活を大切にし、ご自身の意思で日々を過ごしたいならば、
何よりも歩けることが、肝要であるのに、と心の中で高齢者3年生の私は呟(つぶや)いたりしている。

昨年の春先、作家の曽野綾子さんの随筆を読んでいた中で、
ご主人の三浦朱門氏が、渋谷の本屋に行く為に、
お住いの田園調布より7キロぐらいの道のりを電車、車などに頼らず歩くことが多い、
このような意味合いを綴られていた・・。

私は氏は80代のご高齢なのに、恐れ入ります、と思いながら、
ご健在の秘訣のひとつかしら、と微笑んだりした。


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