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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときおり物忘れが多くなり、高齢者の私は独り微苦笑して・・。

2014-04-03 10:54:05 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅に住む年金生活の69歳の身であるが、
今朝、NHKのテレビニュースを視聴していたら、
いよいよ明日の4日(日本時間)は、ヤンキースの田中投手が先発で登板されます、
と報じられて、私は苦笑した。

そして私は、肝要の黒田投手を忘れていませんか、と呟(つぶや)こうとしたが、
この黒田(くろだ)さんの表情、しぐさを思い浮かべることが出来ても、
無念ながら『黒田(くろだ)さん』の名前が出てこなかったのである・・。

大リーガーのヤンキース球団の投手陣の中で、特に昨年の8月中旬の頃まで、それぞれの投手が不調の中に於いて、
黒田投手は孤軍奮闘するかのように活躍し、野球に詳しくない私でも、あれこそはプロだ、
とテレビで幾たびか視聴観戦してきた私は絶賛してきた。

今年の投手陣の先発ローテションは、サバンナ、黒田、そして私も期待している田中・・と知り、
本日の3日(日本時間)は、黒田投手が先発予想がされるので、
私の好きな田中投手は明日に登板予定なのに、NHKは田中投手の話題より、
本日の黒田投手のことを報じるべきである、と私は強く思ったりしたのであった。

そして私は、年金生活の中で齢を重ねるたびに、物忘れが多くなった、と改めて気付き、
独り微苦笑したりした・・。
          

家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、その地の情景などは鮮やかに重ねることができても、
肝心の地域名が言葉に出来ないことが、もどかしさを感じることがある。
          

私はサラリーマン時代の50代の前半時期は、音楽業界のあるレコード会社に勤めて、
この当時は営業本部の片隅で奮闘していた・・。

こうした中で、発売しているCDシングル、CDアルバム、DVDなどの1万5000作品に於いて、
主要作品の1000作品ぐらいのタイトル名、発売年月日、そしてアーティスト名なとは、
時系列で記憶し、いつでも言葉にできていた・・。

そして他社の作品でも、売上ランキングのベスト10になる作品ぐらいは、
タイトル名、発売年月日、アーティスト名なども覚えて、自宅でときおり聴たりしてきた・・。

もとより給与を頂いている身であったので、職責のひとつとして覚えざる得ない、
というのが本音でもあったが・・。
          

そして2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後、年金生活を始め、
やがて多くのことは忘れてしまったが、
私の幼年期のことなどは、何故かしら鮮明に思いだせるのである。

祖父と父が健在だった頃、所有していた田畑、雑木林、竹林、田んぼの中で流れていた小川などの情景、
或いは初めて観た映画作品は、1950年(昭和25年)の夏、『長崎の鐘』を母に連れられて鑑賞したこと、
今でも心の片隅に残っているのである・・。
          

ここ数年、物忘れが多くなり、溜息を重ねたりしているが、確か私が小学3年生の頃、
亡き脚本家の菊田一夫(きくた・かずお)さんの『忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ』と、
名作の『君の名は』で遺(のこ)された名言に、私は独り微苦笑したりしている。


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