夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京の片隅に住む私、6日連続猛暑日が続く中、観測史上初めてと知り・・。

2015-08-05 14:28:38 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の70歳の身であるが、
今朝、地元の天気情報をテレビで視聴していたら、
本日も35度以上の猛暑日となりますので、熱中症に注意しましょう、
と報じていた。

この後、ここ6日連続の猛暑日になりますのは、観測史上初めてです、
と若き女性キャスターが報じていた。

そして私は、観測史上、と教えられても理解できなく、
ネットで調べたら、日本で観測が開始されたのは1875年(明治8年)6月と知り、
私の祖父が生まれる以前であり、微苦笑したりした。

しかしながら何かと暑さ苦手な私は、ときおり空を見上げたりして、
天上の気候の神々は、どうして6日連続の猛暑日のような采配をするょ、
ご機嫌が悪いかしら・・と感じたりした。
          

昨夕、読売新聞の夕刊を読んでいたら、
《熱中症搬送 1万1672人 全国 週間最多、死者は25人
  「猛暑日」都心初の5連続》
と一面のトップ記事として、大きく見出しされていた。

記事の大半を転記させて頂くと、
《・・総務省消防庁は4日、7月27日~8月2日の1週間に、
全国で今年最多となる1万1672人が熱中症で救急搬送され、25人が死亡したと発表した。

死者は今年の集計を開始した4月27日からの累計で55人となった。
1週間の搬送者数としては、2013年7月8日~14日の1万1427人を上回り、
統計を取り始めた2008年以降で最多。

東京都心は4日、観測開始以来、最長となる5日連続の猛暑日となった。

都道府県別の搬送者数は、東京都の1095人が最多で、
愛知県989人、埼玉県805人と続く。搬送者数は昨年同時期(5712人)の2倍に上り、
65歳以上が48・7%を占めた。

(略)4月27日からの累計の搬送者数は3万5428人に上り、
うち高齢者は49・1%の1万7401人。

猛暑日が続く東京都内では8月2日夜、練馬区などでお年寄りが屋内でエアコンを使わないまま過ごし、
熱中症で死亡したという。

夜間の最低気温が25度を下回らない「熱帯夜」も続いており、就寝中に熱中症にかかることもある。
東京消防庁は「エアコンなどを効果的に使って、
室内に熱気をためないように心がけてほしい」と呼び掛けている。・・》
          

このような記事を読み終わった後、働いて下さる諸兄諸姉は、
短期に成果が問われる責務で、猛暑の中、何かと大変ですね、と深く思ったりしている。

しかしセカンドライフを過ごされる高齢者は、自由時間が多い中、
猛暑に対して自己保身を大切にして欲しい、と思ったりした。
          

私は70歳の身であり、家内は65歳であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に築後37年を迎えた古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
          
私は定年後は多々の理由で年金生活を始め、当初より平素の買物は自主的に専任者となり、
独りで殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、
買物老ボーイとなっている。

こうした中、最寄のスーパーに買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗るのことなく、歩いて往還している。

その後、独りで自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

このような午前中を私は過ごしたりしてきたが、30数度以上の暑い時は、
買物とか散策の途中で、熱中症で倒れて救急車にお世話になり、病院で入院することは困るので、
駅前までの買物の時は歩いていくことは断念して、
路線バスに乗り、車内の冷気に甘えて、殆ど往復している。

そして駅前の駅ビルにある本屋、商店街にあるスーパー3店、ドラッグストアー、
ホームセンターなどを運動を兼ねて、買い求めたりしている。
          

我が家は熱い時節の夏の陣の態勢は、洋間であったら雨戸、網戸、ガラス戸があるが、
この季節はカーテンを外して簾〈すだれ〉とし、
和室も同様に、雨戸、網戸、障子となっているが、簾〈すだれ〉を掛けたりしている。

そして居間を中心に、和室、洋室、玄関、洗面所、トイレの窓際まで、
簾〈すだれ〉を付けている。
          
            玄関の内部の窓辺、簾〈すだれ〉の上に、黒地の布をして、陽射しの熱さを防いでいる。

そして朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりした後は、エアコンの冷気を享受している。

やがて秋のお彼岸の残暑の頃まで、このような態勢が、恒例のようになっている。


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