夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

舛添都知事に対する百条委員会、都議の与党の諸兄諸姉は、人格まで問われることであり奮起し、開催を。

2016-06-03 15:07:42 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の71歳の身であり、
結婚前後5年を除き、都民のひとりとして、早や66年が過ぎている。

昨今、新聞、テレビでニュースを見ていると、
舛添要一都知事は、政治資金の流用疑惑が噴出し、自身の見解を明かすことなく、都知事の椅子にしがみついている、
と幾たびか報じられて、やはりこの御方は我ら都民の多くから信頼を失くし、
そして私は心の節度を失くして人格まで欠落している御方、とニユースに接せるたびに深めてきた。


たまたま先程、ネットで【 舛添都知事の税金逃れ資産運用テクニック 】と見出しされた記事を読んだりした。
【デイリー新潮】が6月3日に配信された記事で、
原文は『週刊新潮』2016年6月2日号に掲載された記事のひとつである。

そして記事は【特集 税金を払いたくない気持ちは日本一! ケチの王様『舛添都知事』をさらに褒めよ!」】
と題された記事のひとつであり、無断ながら転載させて頂く。
            

《・・舛添都知事の税金逃れ資産運用テクニック…資産公開額2億円、新人議員で2位だったことも

税金にたかっても税金は払いたくない――。
政治資金にまつわる疑惑を追及されている舛添要一都知事(67)は、第三者に自身の調査を依頼しているという。
時間を稼ぐように見えなくもないが、そんな舛添氏、過去には以下のような“税金を払わないための資産運用”を行っていた。
 ***
舛添氏は90年、世田谷区内に地上3階地下1階の邸宅を約3億円かけて新築した。
その4年後、「舛添政治経済研究所」に所有権を移転させている。

その理由について推察するに、1人目の愛人A子さんが88年に長男を、
2人目の愛人B子さんが90年に長女、95年に次女を出産しているため、
個人所有のままでは、財産分与をもとめられかねない、と考えたのかもしれない。

さらに、ファミリー企業名義にするメリットを、税理士の浦野広明氏が解説する。

「まず、固定資産税を個人が負担するのではなく、会社の経費に算入することができる。
また、不動産の登記簿謄本を見てみると、ファミリー企業は銀行から約3億円の借金をして、
舛添さんから自宅を買い取った格好になっています。

不動産の減価償却費を会社の利益から差し引きすることができるので、
ファミリー企業にプールされていた舛添さんの講演のギャラなどで、
税金の支払いを圧縮することが可能なのです」
            

■兼職禁止の規定にも引っかからず

2001年、舛添氏は、自民党比例区で参議院議員に初当選する。
それに伴い、資産公開を行うと、総額約2億1800万円、新人議員で2位の資産家であることが明らかになった。
だが、その預金のほとんどは、ファミリー企業が抱える借金の担保に入っていた。

しばらくすると、今度はファミリー企業が発行する社債を約2億9000万円分、引き受けていたことが、
同じく資産公開によって判明する。

一方、舛添氏が代表を務める複数の政治団体は、世田谷の邸宅を所在地にし、
大家であるファミリー企業に、この6年間だけ見ても、少なくとも3500万円以上の家賃を払っている。
むろん、その原資は税金である。

「もし、ファミリー企業から、舛添さんが報酬を受け取れば、そこには税金がかかります。
ところが、社債の返済金というかたちなら、無税です。

さらに、厚労大臣などの閣僚に就任すると、
兼職禁止の規定で、会社の役員は辞めなければなりませんし、報酬も得られない。

ですが、この方法ならば、堂々と返済金名目で、キャッシュを手にすることができるのです」(同)

政治資金は家族サービスや美術品の購入だけでなく、家賃にも使われていた。
しかも、舛添氏は、それをわが物とするに当たって、税金を納めずに済む方法を駆使していたのである。
            

舛添氏の今後について、都政担当記者に聞くと、 
「自民党が今後も支える意向を示しているので、舛添さんの本心は余裕綽々です」
と太鼓判を押す。

「6月の末には、約380万円のボーナスが支給されますし、すぐに都知事の職を投げ出すわけがない。
それどころか、権力欲が旺盛で、目立ちたがり屋の舛添さんのことですから、
2年後の都知事選にも出馬し、東京五輪まで居座り続けようとするはず。

今回の問題は、都議会の定例会が終わる6月15日過ぎに、お手盛りで選ばれた第三者委員会が違法性はないと発表し、
幕引きを図るに違いありません」・・》
注)記事の原文をあえて改行を多くした。
            

私は舛添要一さんの足跡を学び、《税金にたかっても、税金は払いたくない》御方を知り、震撼させられた。
もとより民間企業は法人税、国民は所得税、地方税そして消費税など税金を支払って、
日本は予算を組み、成り立っている。

こうした前提で、働いて下さる方、或いは不幸にして非正規社員、アルバイトなどで冷遇されている方達、
そして年金生活の方まで、程んどの多くはやむなく税金を支払って、国民のひとりとして責務を果たしている。

そして今回の舛添要一さんの場合は、責務から逸脱している行為は、非国民であると、感じ深めている。
まして公職のある身である。

やはり都の代表である都知事は、舛添要一さんは相応しくなく、辞任して頂きたい。

今回の記事で学んだことは、《・・すぐに都知事の職を投げ出すわけがない。
それどころか、権力欲が旺盛で、目立ちたがり屋の舛添さんのことですから、
2年後の都知事選にも出馬し、東京五輪まで居座り続けようとするはず。・・》と知り、動顛させられた。

心の節度もなく、人格まで欠落し、その上に税金の責務から逸脱した非国民が、
これからの都知事は、やはり都民のひとりとしては、恥ずかしく、
やはり辞任させる方法のひとつとして『百条委員会』と思ったりした。
            

百条委員会は真相究明の場として有効であるものの、直接辞任を迫る委員会ではなく、
都議会が知事の進退を問うには、不信任決議という手段があり、決議の要件は、
(1)議員数の3分の2以上の者が出席、
(2)出席議員の4分の3以上の者が賛成、の2つが必要とされている。

そして不信任決議を受けた首長は、10日以内に議会を解散するか、10日が経過した時点で失職します。
議会を解散した場合、首長自身は失職せず、議員選挙の後に再び不信任決議案が提出された場合、
決議要件は出席議員の過半数で成立となり、首長は自動的に失職します、と新聞などで学んだしてきた。

もとより都議会は、与党の自民党(56人)と公明党(23人)の諸兄諸姉議員が圧倒的が多い、
実態となっている。

しかしながら舛添都知事は多く都民から信頼を失くし、更に心の節度もなく、人格まで欠落し、
その上に税金の責務から逸脱した非国民を、百条委員会を開催して疑惑解明をさせなければ、
与党の自民党、公明党の諸兄諸姉議員の責務として、見過ごせば人格まで疑われることである。
            

私は前回の知事選に於いて、立候補者を見て、舛添要一さん、宇都宮健児さん、細川護熙さん、田母神俊雄さん等の中で、
これからの東京都・・と思いながら、消却法として、舛添要一さんに清き一票を投票した。

私は消却法ながら舛添要一さんに投票したひとりであり、責任を感じながら、
昨今に報じられた舛添都知事の人格に欠けた言動に、もとより信頼も失くして、
品格の欠如を深めて、軽蔑まで感じることがある。

こうした御方が、聳え立つ都庁で、約13,574千人の都民をあずかる東京都の執行最高責任者として、
そして都の約16万5千人の職員の最高責任者として、昨今より多くの都民から信頼を失くし、
オリンピックに向けても、指揮者のひとりとして無理がある。

そして都議会の自民党の宇田川聡史幹事長と公明党の長橋桂一幹事長が先導されて、
舛添都知事に対する百条委員会を開催できるように、無力な都民のひとりとして念願している。
            

余談であるが、やがて舛添都知事が辞任された後、都知事候補には、風の噂として、
東京10区選出の自民党・小池百合子衆院議員、東京選挙区選出の衆院議員で安倍首相と親交がある石原伸晃経済再生相、
そして下村博文前文科相、舛添氏の元妻でもある片山さつき参院議員など、多彩な人材がいる。

私は個人として、ジャーナリストの櫻井よし子さんが、知性はもとより、文化や歴史観もある御方であるが、
ご当人が政治家には興味がない、と櫻井よし子さんの御著書で私は学び、残念と思ったりしたのが5年前であったりした。

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コメント (4)
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