夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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天候変化で感じる体の不調 「天気痛」の原因と対処法、初めて高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2017-05-31 15:46:21 | ささやかな古稀からの思い
たまたま先程、ときおり愛読している【NEWS ポストセブン 】を見ていたら、
『 天候変化で感じる体の不調 「天気痛」の原因と対処法 』と題した見出しを見てしまった。

私は齢ばかり重ねた年金生活の72歳の身であるが、
「天気痛」・・初めて知ることで、どのようなことですか、と思いながら精読してしまった。

やがて読み終わった後、多々教示されたりした。
        
この記事の原文は、『週刊ポスト』の2017年6月9日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の【NEWS ポストセブン 】に5月31日に配信され、 無断ながら転載させて頂く。

《・・天候変化で感じる体の不調 「天気痛」の原因と対処法
             

天候の変化が、人体に影響を及ぼすことはあるのか

「雨が降ると、頭痛がする」「台風が近づくと、腰痛や肩こりがひどくなる」
天気によって、持病の痛みが増した経験を持つ人はいるだろうが、「気のせい」と片付けていないだろうか。

天気は、人体にさまざまな影響を及ぼしており、それは時に命の危険すら伴うこともある。

気圧医学の第一人者で、『天気痛』(光文社刊)の著書もある愛知医科大学客員教授の佐藤純氏は、
20年以上にわたって「天気と痛みの関係」を研究してきた。

佐藤氏がこう語る。
「天気の悪化による不調を『天気痛』と名付け、
2015年に出演した生活情報番組『ためしてガッテン』(現『ガッテン!』、NHK)で初めて言及しました。

当初は“信じる人がいるのか?”と不安でしたが、番組終了後に“長年の痛みの謎が解けた”、
“これまで痛いといっても信じてもらえなかったのに、これで理解してもらえる”などのメッセージが
続々と届いたのです。

研究を続けてきて良かったと思いました」
             

佐藤氏によれば。天気痛のメカニズムはこうだ。

「天気が悪くなる、つまり気圧が下がると、人間はこの変化をストレスに感じます。
それに対抗しようと、自律神経内の交感神経の働きが活発になり、
血圧や心拍数が上昇することで、痛みの回路も活性化。
痛みに敏感になり、慢性痛などが強く出てしまうのです。

天気痛を訴えるのは、女性が圧倒的に多いのに、天気の変化を感じるのに、男女差はないはず。
男性は痛みを訴えたり、具合が悪いと言ったりしにくい風潮があるため、表に出てきてないだけでしょう。

2015年の愛知医科大学の調査によれば、
現在国内だけで約1000万人以上が、天気痛の症状を抱えていると推計されます」

痛む場所は、それぞれが抱える持病や慢性痛の部位による。
代表的な天気痛は、片頭痛、肩こり、腰痛、関節痛などだが、うつや気持ちの落ち込み、
イライラが強く出るなどの精神状態にも、影響を及ぼすという。
             

☆天気の変化で脳梗塞に

どんな天気のときに、痛みが出やすいのか。

上本町わたなべクリニック院長の渡邊章範氏が言う。
「自律神経は、朝から昼にかけて上がり、夜に向けて下がっていくという
気温の変化に合わせるようになっています。
それが狂った時に“痛み”を感じます。

例えば朝は、カンカンに晴れていて気温も高かったのに、昼頃から強い雨が降って、気温が全然上がらない時、
ズキンズキンと脈打つような頭痛を訴える人が多い。
頭をギューっと締め付けるような痛みが生じる筋肉系の頭痛とは、明らかに違う痛みです」

痛みは、天気が変わった時に顔を出す。
雨が降り始める前の曇りの段階から注意が必要だという。

前出の佐藤氏が話す。
「気圧変化が大きくなる雨の“降り始め”と“降り終わり”が、もっとも痛みを感じやすい。
中には5hPa(ヘクトパスカル)程度の気圧変動で、痛みのあまり身動きが取れないという人もいます。
5hPaとは夕立が降った時など、ごく普通に見られる変動です」

ゲリラ豪雨などで急速に低気圧が発達した場合は、30hPa以上の気圧変化が生じ、
多くの人が天気痛を訴えることになる。
             
逆に雨が一日中降り続くような日は、気圧が低く安定するため、痛みは強く出ないという。
             

気圧が上下することで、気温や湿度も変化する。
これもまたさまざまな病態を引き起こすことになる。

「ゲリラ豪雨のように晴天から一転して、大雨が降った時は、気圧が下がる一方、湿度が上がります。
湿度が高いと発汗が抑えられることで、血行不良が起き、関節痛やリウマチが悪化するケースが多いのです。
とくにリウマチは“梅雨時が一番辛い”という患者さんが多いのですが、
こうした理由からだと考えられています」(前出・渡邊氏)

京都大学リウマチセンターは2014年に大規模調査を行ない、
「リウマチ患者の痛みや腫れは、気圧の低い時に起きやすい」という結果を発表している。


気象予報士の資格を持つ、国家公務員共済組合連合会立川病院医長の福永篤志氏は、こんな話をする。
「脳神経外科医である私が、気象予報士の資格を取ったのは、脳の病気と天気が、密接に関係があると思ったからです。

夏になれば最高気温が35℃を超える猛暑日も来ます。
こんな日は脱水により、血液がドロドロとして、脳血栓が起こりやすくなります。

暑い日が続いた後に、急に気温が低い日が来ると、
動脈硬化を患っている人は、寒暖差によって血圧の調節機能が上手く働かず、
脳の血管が切れたり血液の循環が悪くなって、くも膜下出血や脳梗塞を引き起こすケースも多数報告されています。

夏や秋に見られる1日の気温差が10℃以上、気圧差で10hPa以上の荒れた天気の日は、要注意です」
             

☆酔い止めが効く

来る梅雨を前に、天気痛を予防する手はないか。
まず天気痛で多い片頭痛だが、脳の血管の不具合が原因であるため、
いわゆる痛み止めは、あまり効果がないという。

そこで意外な薬の名前を挙げるのが前出の佐藤氏である。
「耳の奥には、体の平衡感覚をつかさどる三半規管などが集まる内耳があるが、
ここが敏感だと天気痛を起こしやすい。

内耳は気圧の変化を感知し、脳に信号を送るセンサーの役目も持つ。
そのセンサーが敏感だと気圧の変化に耐えられなくなり、
“気圧に酔った状態”となって、自律神経の働きが活発化してしまうのです。
             

センサー機能を修正するには、神経の緊張を緩める作用がある漢方薬の他、抗めまい薬や酔い止めも効果的。
これらの薬に含まれる成分が内耳の血流を改善したり、自律神経の働きを正常化させることで、痛みが取れます」

簡単なマッサージによって、予防することもできるという。
「耳たぶの後ろにある硬い部分(乳様突起)には、自律神経を整えるツボが集中しています。
耳の周りを広範囲で指で押したり温めたりすることで、天気痛を予防することができます。
天気が崩れる前に、刺激しておくと良いでしょう。

天気痛でとくに多い片頭痛は、頭蓋骨に圧力がかかるのも一因。
ガムなどを噛んで、顎を動かすことで、その圧力を解放させることも効果的です」(前出・渡邊氏)

ただし頭皮全体のマッサージは、血管を拡大させてしまうので、
痛みが増して、逆効果だというから要注意だ。

ただでさえ憂鬱になる梅雨。
せめて痛みだけでも対処したい。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私は何かと鈍(にぶ)い神経の為か、気圧の変化で、頭痛、関節痛はないが、
ただ朝の気温と日中の最高気温と、10度以上差異があった時、衣服に戸惑う時がある。

そして家内は、気圧、気温の激しい変化の時は、頭痛のような状態で、
気分がすぐれないわ、と私に言ったりする時もある。

私は何よりも熱さに苦手な私は、《・・脱水により、血液がドロドロとして、脳血栓が起こりやすくなります・・》
と過ぎし日に生死にかかわることなので学んだ後は、買物、散策の時は、水分補給そして適度な休憩をしたりしている。
             

定年後から多々の理由で年金生活を始め、自主的に平素の買物担当となった私は、
家内から依頼された品を求めて、自動車も所有できない我が家は、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。
             
帰宅後、やがて独りで我が家から歩いて3キロ範囲にある遊歩道、小公園をひたすら歩いたりしている。

こうした中で、昨年の熱い時節になると、私の容姿として制服のようになった半袖のスポーツシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしてきた。
         
しかしながら燦々と陽射しが照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。
          
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。
             

そしてコンビニなどで、ベットボトルの煎茶を買い求めて、
小公園にある大きな樹の下で、水分補給をしながら休憩をしたりしている。
                       
しかしながら35度前後の猛暑の時は、最寄駅から利便性ある路線バスに乗車して、
バス車内のエアコン冷風に甘えて、甘享したりしてきた。

或いは自宅の近くにある遊歩道を少しばかり歩く程度となり、さぼったりしてきた。
もとより熱中症で倒れて、目覚めたら病院のベッドだったことは困苦するので、回避してきた・・。
             

今回の記事に於いて、無知だったことが多く、多々教示されたりした。
そして古来より、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、と名言があるが、
知るは一時の恥 知らぬは一生の恥かしら、と高齢者の私は微苦笑したりしている。

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