夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

死んだふりはNG プロに聞くクマ遭遇時の“神対応”、過ぎし年に私は『イヨマンテの夜』の歌を唄い、何とか幸運にも・・。

2017-05-03 15:21:06 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住み年金生活をしている72歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している朝日新聞社系の基幹サイト【dot.(ドット)】を見ている中、
【 死んだふりはNG プロに聞くクマ遭遇時の“神対応” 】と見出しを見てしまった。

過ぎ去りし2006年〈平成18年〉の秋、 私たち夫婦は独り住まいの家内の母の願いを叶える為に、
北海道の道東地方を三人で8泊9日で周遊旅行をした。

こうした時、私は家内とか家内の母と観る所が違うので、独りで人影のない知床半島の遊歩道のような小路、
その後も阿寒湖の遊歩道を散策した。

こうした時、私は何かと気弱な小心者で、熊(クマ)には遭(あ)いたくないので、
小学校に入学した頃の1951年(昭和26)年に、
生家のラジオから盛んに流れたひとつの歌が、脳裏から舞い降りて、
かぼそいながら、『イヨマンテ(熊祭り)の夜』の歌を、お守り代わりに唄いだした・・。
             

♪イヨマンテ  燃えろ かがり火 
https://www.youtube.com/watch?v=jBWSe3EGOBY
☆YouTube:『イヨマンテの夜』 作詞・菊田一夫 作曲・古関裕而 唄・伊藤久男】

もとより歌手・伊藤久男さんのように、はりのある朗朗とした美声で唄えないが、
やがて私なりに大きな声で、音程も外れながらも唄ったりした。

幸いにも、この地域の熊(クマ)は人に従順なのか、
或いは熊(クマ)は、万一《熊祭り》されて、人に食べられることに恐れてか、
もしくは東京の田舎者の私に遭(あ)いたくないと感じてか、
私と熊(クマ)は出逢うことなく、このような体験を私は秘めている。

もとより私は幸運であっただけで、今回の記事を真摯に学ぼうと、精読してしまった。
             

この記事は、【dot.】5月3日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・クマの出没は、春先から増え始め、晩夏から初秋にむけてピークを迎える。
とくに冬眠明けの春と冬眠するために栄養を蓄える秋は危険なシーズンだ

2016年はツキノワグマやヒグマによる死傷者が、全国で多発した年だった。
そして、今年もクマによる被害が出始めている。
2017年4月16日、北海道標茶町では山菜取りの男性がヒグマに襲われて重傷を負った。

4月から5月は、ハイキングや山菜取りで里山がにぎわう季節。
レジャーの計画を立てている人も多いだろう。

だが同時に、冬眠明けのクマが徘徊(はいかい)し始める危険な時期でもある。
もしも山などで遭遇してしまった場合、どう身を守れば良いのか。

国立研究開発法人 森林総合研究所の大西尚樹主任研究員に話を聞いた。

「まず大前提として『遭遇しないこと』が大切です。
山を歩くときは、クマ除けの鈴を身に着けたり、大声を出したりして、
自分の存在を知らせるように心がけてください。
クマは臆病な動物ですから、人間の存在を察知すればたいていは逃げていきます」
             

だが、最善をつくしても遭遇してしまう場合はある。
死んだふりや大声をあげるなど、対処法には諸説あるが、何が正しいのか。

「落ち着き、クマを見つめながら後ずさり、十分に距離をとることです。
このとき決して、大声はあげないでください。
先述の通り、クマは臆病なので、パニックを起こして攻撃してくることがあります」

大西研究員が強調したのは、大声を出すべきなのは、クマに遭遇する以前の段階ということだ。
クマに遭遇しないために、大声をあげるのは有効だが、
遭遇した後は、かえって危険。

しかし気が動転していると、「大声が有効」という知識を取り違え、叫んでしまうことがある。
「絶対に避けてほしい」と大西研究員はいう。

また、ドラマや映画でよく見られる「死んだふり」も危険な行為。
「死んだふりをすると、好奇心旺盛なクマの興味を引き立てて触ろうとしたり、
場合によっては、エサと認識してしまったりする可能性もあります」

クマの対処法については、研究者の間でも見解が分かれており、
なかには積極的に攻撃することで、退散させる方法を推奨する者もいる。

だが、大西研究員は「それはその時々により異なるので、必ずしも反撃するのが良いとは言えない」
と語りつつ、こう付け加えた。
「一般的にクマが臆病というのは、間違いないでしょう。

しかし、クマは個体ごとの個性が大きく違うことも特徴。
なかには人間を恐れずに、接近してくるものもいる。
だから、最善のクマ対策は『出会わないこと』なのです」
             

また、昨年はクマの出没が多発したが、今年は比較的少なくなると予想されている。

大西研究員いわく、クマの出没件数は、エサとなるブナの実が豊作か不作かで予測できるという。

「ブナの実は、豊作の翌年は、凶作になります。
2015年はブナの実が豊作だったことから、2016年は凶作が予想されました。
そして、凶作の年には、クマの出没が増える傾向がわかっています。

ブナが2年連続で凶作になるとは考えづらいので、今年のクマの出没数は比較的少なくなると予測できるのです」

たしかに年ごとのツキノワグマの有害駆除頭数を見ると、
2010年、2012年、2014年、2016年は2500~3500頭、
一方で2011年、2013年、2015年は約1000頭と、
隔年で増加と減少を繰り返していることがわかる。

しかし、油断はできない。
「クマの個体数自体は、年々増加していると考えられています。
1970年代に個体数の減少が懸念され、有害駆除および狩猟の禁止措置がとられたのですが、
その結果、1990年代後半頃から人間との遭遇が相次ぐようになりました。

また過疎化や高齢化による耕作放棄地の増加により、
生息域が拡大していることも、クマの被害が増えている背景のひとつです」

クマは“身近な動物”になりつつあるわけだ。

クマの出没は春先から増え始め、晩夏から初秋にむけてピークを迎える。
とくに冬眠明けの春と冬眠するために栄養を蓄える秋は危険なシーズン。
不測の事故を防ぐためにも、万全の心構えをしておきたい。(取材・文/dot.編集部・小神野真弘)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私は読み終わった後、多々教示された。

《・・『遭遇しないこと』が大切で、
山を歩くときは、クマ除けの鈴を身に着けたり、大声を出したりして、
自分の存在を知らせるように心がけてください。・・》

たまたま私は、かぼそいながら、『イヨマンテ(熊祭り)の夜』の歌を、
お守り代わりに唄いだし、やがて私なりに大きな声で、音程も外れながらも唄ったりしたのが、
有効だったのかしら、と微苦笑をしたりした。

しかしながら《・・遭遇した後は、かえって危険。
落ち着き、クマを見つめながら後ずさり、十分に距離をとることです。・・》
と私は学んだりした・・。

そして今後は、私は独りで人影もない山道は、クマ除けの鈴を二つぐらい身に着けたり、
注視しながら歩くことが肝要だよねぇ、と小心者の私は苦笑をしたりした。

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コメント (2)
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