「耳そうじは、基本的に必要ない」と題された記事を見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の75歳の身であるが、
二週間に一度ぐらい耳そうじをしたれしている。
家内より高齢者は清潔感が大切ょ・・と私は叱咤激励をしているので、
スーパーなどに買物する時、少なくとも汗臭くない清潔感のある容姿で行ったりしている。
そして二週間に一度ぐらい「耳あか」がある時は、綿棒などで耳そうじをしたりしている。
或いは4週間に一度ぐらい散髪屋(理容店)に行っているが、
こうした中で、耳の中の産毛などを剃って頂いた後、綿棒などで丁重に耳そうじをして下さっている。
こうした生活習慣をしている私は、今回の《・・耳そうじは・・基本的に必要ない・・》って、
どのようなことなのょ・・と思いながら記事を精読してしまった。
この記事は、公式サイトの【 FNN 】の <time class="Timestamp" datetime="2020-02-01T18:00:00+09:00">2020年2月1日に配信され、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。
《・・</time>「耳そうじは基本的に必要ない」
「耳そうじをしないと、耳あかがたまってしまう」。
だから、「耳のそうじは、定期的に行うのが当たり前」と思い込んでいたが、それは実は、誤った認識。
日本耳鼻咽喉科学会の静岡県地方部会学校保健委員会が制作し、
YouTubeでも公開している動画によると、「耳そうじは基本的に必要ない」のだという。
約12分のこの動画は、耳鼻科医で静岡県地方部会学校保健委員会の植田洋委員長が、
成人女性の耳の中を5カ月間観察し、古くなった鼓膜の皮膚が、耳の外側に向かってゆっくりと移動していく様子を撮影。
これが入り口付近で、剥がれて耳あかとなり、耳そうじをしなくても、自然と外に排出される様子を映し出している。
☆なぜ、耳そうじは基本的に必要ないのか?
その理由を知るうえで、まず知っておきたいのが「耳あかは、鼓膜が変化したもの」だということだ。
動画によると、鼓膜は皮膚でできていて、糸電話の紙みたいにピンと張っているのだが、
糸電話と同じで、ゆるんだら音が伝わらない。
そのため、ゆるまないように、真ん中から外側にゆっくりと再生していて、
爪のように生え変わるのだという。
生え変わった鼓膜は、外耳道(耳の入り口から鼓膜までのS字状に曲がった管)の皮膚に変化する。
そして、数カ月かけて耳の入り口まで移動。
入り口で剥がれて、耳あかになるのだという。
つまり、耳あかは、ほこりやごみではなく、鼓膜が変化したもの、ということなのだ。
しかも、耳あかは、押し出されて自然になくなるため、
耳の中にたまらない仕組みになっている。
それゆえ、「耳そうじは基本的に必要ない」のだという。
また、「耳あかがあるから、耳がかゆくなる」、
だから耳そうじをしていたが、これも誤った認識。
かゆい理由は、耳あかがあるからではなく、
耳かきや綿棒、指で、耳の中を傷つけて炎症をつくるから。
耳そうじが、かゆみの主な原因なのだという。
そして、こうした考え方を提唱しているのは、日本耳鼻咽喉科学会の静岡県地方部会学校保健委員会だけではなく、
2017年にはアメリカ耳鼻咽喉科学会が「過剰な耳そうじはしないよう」に勧告。
アメリカの綿棒には以下のような警告文が書かれている。
「耳の穴に綿棒を入れないこと。
耳の穴に入れたら傷の原因になります。
もし耳をきれいにしたいなら、耳の外の表面だけをやさしく拭くこと」
☆どうしても耳のケアをしたい場合は・・。
耳の穴の中のケアは、耳鼻科に行ってやってもらってください。
エチケットとしてやるなら、耳の穴はやらずに、
耳の外側(耳介)を2週間から1ヶ月に一度くらい、綿棒でそっと拭き取る程度でいいと思います。
また、耳の症状、耳がかゆい、痛い、耳が詰まっている感じがある、などの症状があれば、
必ず耳鼻咽喉科を受診してください。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。