『 新型肺炎感染予防の盲点、「食品・食事」にも注意すべき理由』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
こうした中、平素の我が家の買物は私の担当で、
家内から依頼されて品を求めて、殆ど毎日のように行っている買物メール老ボーイの身であり、
この後は、帰宅後に自宅の3キロ範囲にある遊歩道、公園を歩くことが多い。
そして三寒四温の時節、私は体力の衰えた為か、
気温の変化に戸惑い、ときおり少しばかり鼻水、くしゃみをする時がある。
更にここ一カ月は、新型コロナウイルスに伴い、人出の多い処に於いては、
戸惑いながらマスクをして過ごしている。
こうした深情を秘めている私は、<time><time>何かと無知なことが多く、
</time></time>今回の《・・新型肺炎感染予防の盲点、『食品・食事』にも注意すべき理由・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら記事を精読してしまった。
この記事は、消費者問題研究所代表、食品問題評論家の垣田達哉さんの寄稿文であり、
<time>公式サイトの【 ダイヤモンド・オンライン 】に2020年2月21日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。
《・・<time>新型肺炎感染予防の盲点、「食品・食事」にも注意すべき理由
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/da/4abb647e33559f1cc5787b818aed8642.jpg)
</time></time></time>
新型コロナウイルスの国内での感染者が増え続けている。
せきやくしゃみ等を吸い込む「飛沫感染」、
および、感染者や感染したものを触る「接触感染」が感染ルートといわれるが、
他にも感染拡大につながりかねないルートがあり注意が必要だ。
☆感染リスクが高いビュッフェ方式
日本での新型コロナウイルス感染が止まらない。
感染者との接触が確認されていない人の感染が判明するなど、
感染ルートが特定できない事例も増えてきている。
新型コロナウイルスは、感染者と濃厚接触することで飛沫感染(せきやくしゃみ等を吸い込む)
あるいは接触感染(感染者や感染したものを触る)することで感染するといわれている。
しかし、私はその2つだけではなく、
食中毒で頻発している媒介物感染(間接的な飛沫感染)の可能性もあると考えている。
その媒介物とは「食(料理)」や「食器類」である。
密室に近いクルーズ船や屋形船で、感染者と一緒にテーブルを囲んで食事を共にすれば、
飛沫感染の確率は高くなる。
だが、感染者の近くにいなくても、感染する可能性がある。
その1つが、ビュッフェ(バイキング)方式の食事だ。
見も知らない人たちが、ホテルのレストランや旅館の宴会場で、食事を共にする。
クルーズ船内でも、朝食はビュッフェ方式だったようだが、
日本の観光地でも、朝食の多くはビュッフェ方式だ。
夕食もビュッフェ方式のホテルや旅館がある。
ビュッフェ方式で注意しなければならないのは、感染者がその場にいなくても、
料理や食器類による媒介物感染(間接的な飛沫感染)が起きるということだ。
いわば時間差感染といってもいいだろう。
ビュッフェ方式の場合、まず各自が料理を載せる皿やナイフ、フォーク、箸などを
トレイに載せるところから始まる。
このとき、感染者がトレイに皿やフォーク等を取って載せる際、
せき込んだり、くしゃみをしたり、仲間とおしゃべりをしていたりすると、
自分の食器類だけでなく、次に訪れた見知らぬ人が使う皿等の食器類を
汚染(飛沫感染)する可能性がある。
皿やナイフ、フォーク、箸等は、縦や横に重なって置いてあるので、
感染者が他人の食器類に直接触れる可能性もある。
次の人は、何も知らずにウイルスに汚染された食器類を使用することになる。
感染者と同じテーブルで食事をしなくても、感染者が立ち去った後でも、
汚染された食器類を使って食事をすれば、付着したウイルスを口に入れることも十分考えられる。
さらに、大皿に盛り付けられた料理を、
トング等を使って、取り分ける際にも同じようなことが起きる。
感染者が、料理をトング等で取り分けるときに、
せき込んだり、くしゃみをしたり、おしゃべりをしていれば、
料理そのものにウイルスを含む飛沫が付着する可能性がある。
飛沫汚染された料理を、何も知らない次の人が取り分ければ、
ウイルスが付着した料理を食べることになる。
マスクをしていても、どうしても外さなければならないのが、食事である。
どんなに手洗いをしようとも、料理を洗うことはできない。
クルーズ船の震源地が、ビュッフェだったかどうかはともかく、
今後、国内にあるビュッフェ方式のホテルやレストランなどを介して、
新型コロナウイルスが拡大していく可能性は否定できない。
☆総菜店やパン屋も対策をすべき
実際、ウイルス感染ではないが、同じような事例が、日本でも最近発生している。
それは、2017年に埼玉県と群馬県の総菜チェーン店で購入した商品を食べた人たちが、
腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒事件である。
この事件では、感染者24人中22人が同じチェーン店の総菜やサラダを食べており、
そのうちの1人、3歳の女児が死亡している。
ポテトサラダが原因ではないかと疑われたが、結果的には原因不明で終わっている。
しかし、当時、地元の保健所は、衛生面の不備として、「トングの使い回し」を指摘している。
大皿に総菜が山盛りに盛り付けられ、その総菜を訪れる客が同じトングで取り分ける。
このとき、総菜やトングが汚染されていれば、集団食中毒が発生する可能性があるのだ。
この事件以後、スーパーマーケット等では、食中毒防止のために、
できるだけ短時間で、トングを取り換えるようにしている。
バラ売りする総菜等に、フタをかぶせている店もある。
ビュッフェ方式でも料理にフタをかぶせているホテルや旅館もある。
だが、衛生面から考えると、トレイや食器類は客が自ら取るのではなく、
係の人が手渡しする方がより安全であり、最低限こうした工夫はするべきだろう。
また、ビュッフェや総菜店のみならず、トングで好きな商品を選んで購入するパン屋も、
衛生面では好ましいものではない。
大勢の客が、バラ売りされているパンの近くを通過する。
立ち止まって見る人もいる。
そのとき、せき込んだり、くしゃみをしたり、おしゃべりをしていれば、商品が汚染されるかもしれない。
少なくとも購入した商品は、食中毒を防止するために、
食べる前に再度加熱して食べるのが賢明だろう。
新型コロナウイルスも十分な加熱で死滅するとみられるため、同様の方法を取るべきだろう。
☆試食売り場も感染のリスク
もう1つ心配なのが、多くの外国人旅行者が訪れる観光地などでの試食販売だ。
土産店や駅ビルのショッピングセンターの食品売り場では、
菓子類、珍味類、漬物類など、さまざまな食品の試食販売を行っている。
試食には、つまようじや小さなさじで少量取って食べる方式が多いが、なかには手で直接食べる人もいる。
その手は、自分が食べる分だけでなく、他の商品に触れることがある。
販売員とおしゃべりしながら試食をしている光景もよく見かけるが、
それにより残っている試食品が飛沫汚染される可能性もある。
スーパーマーケット等での試食販売は、ほとんどの場合、販売員が客に直接手渡す方法を取っている。
以前は、販売員が休憩中で売り場にいないときでも自由に試食できたが、
食中毒事件が多発したこともあり、衛生面を考えて多くの店では販売員がいないときの試食は行っていない。
だが観光地では、人手がないことや、いつでも試食をしてもらいたいという「おもてなしの精神」もあるのか、
店員がいないときでも試食ができる店が少なくない。
どんな方法を取っても、感染者が試食をすれば、
試食品や試食品の周辺が、ウイルスに汚染されることもある。
だが、店員がいた方が、試食品を飛沫汚染させないよう防御することができるため、衛生面では良いだろう。
試食販売は、観光地だけでなく、空港、高速道路のサービスエリア、市場等でも盛んに行われている。
どんなに手洗いをしても、食品や食器類がウイルスに汚染されていれば、感染を防ぐのは容易ではない。
日本の試食販売方式が、裏目に出ることがあるかもしれない。
試食販売は、店員がいるときだけ行い、客が試食を望んだときに、
初めて容器から取り出して客に手渡す方法が良い。
新型コロナウイルス汚染を教訓に、今一度、衛生面を考え直すべきだろう。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、<time>食品問題評論家の垣田達哉さんの寄稿文に導かれて、
新型肺炎感染予防の盲点、『食品・食事』に注意すべき事項を多々教示させられたりした。
私たち夫婦は国内旅行が共通の趣味で、幾10回も旅路を重ねてきた。
こうした中、確かに観光ホテルなどに滞在していると、朝夕の食事も、
ビュッフェ(バイキング)方式の食事か多く、隣りのテーブルに座った御方とは、歓談したりしてきた。
或いはコーヒー・ランウジなども、コーヒーを飲みながら、見知らぬ隣の席り御方と、
談笑したりしてきた。
或いは平素の生活でも、最寄り駅の駅ビル、間知かなビル街でも、食事処があり、
ときおり外食をしてきた。
そして和洋菓子店、果物コーナーなどでは、幾重かの試食もあり、家内は頂いたりしてきたした。
パン屋さんに於いては、トングと指定トレイを持ち、幾10種類のパンが並んでいる中、
選定して購入してきた。
このようなことを思い重さねると、確かに<time>食品問題評論家の垣田達哉さんが指摘された新型肺炎感染予防の盲点、
無知であったなぁ・・と微苦笑を重ねたりしている。
そして私は秘かな何とか80歳を迎えるまで、健康でいたく、
新型肺炎感染にも負けずに、『食品・食事』にも注意して、
明るく元気よく過ごそう、と改めて自身に叱咤激励をしたりしている。</time></time>