《・・横浜港に停泊するクルーズ船でいまだ眠れない夜を過ごす乗員乗客約3700人。
新型肺炎(コロナウイルス)の感染者はすでに指定医療機関に入院しているが、
非感染者も検疫法に基づき経過観察期間である14日間の船内隔離が行われている。
この間の保険の支払いはどうなるのか?
■強制入院でも費用を取られる
感染の蔓延を防ぐため「指定感染症」に指定された新型肺炎。
感染者は、強制力をもって検査、隔離されることになるが、
公費負担の新感染症と違い、新型肺炎に関しては病院代がタダになるというわけではない。
指定感染症は、都道府県から助成金が出るものの、
東京都の場合は世帯所得に応じて、最大2万円が自己負担になる。
保健所に「申請書」、「入院勧告等通知の写し」、「世帯員の所得証明書」を持参して、
手続きをしなくてはいけない。
入院期間は休業補償もなく、ただでさえ物入り。
生命保険の入院給付金は下りるのか?
「通常の季節性インフルエンザなどと同様に、新型肺炎も疾病入院給付が受けられます」(かんぽ生命)
「『医療保険EVER』の入院給付日額5000円なら、
日帰り入院でも一律5日分(2・5万円)をお支払いします」(アフラック)
■クルーズ船で隔離されている人は?
ただし、保険金が下りるのは、医療機関に入院した場合に限られる。
クルーズ船やホテルで隔離されている人たちは事情が違ってくるのだ。
「新型肺炎も1日からの入院で保険金が支払われますが、
あくまで健康保険対象の医療機関に入院した場合です。
ホテルや警察学校では保険金は下りません」(都民共済)
「地震などの災害時に、医療機関が機能していないといった際は、特例が認められますが、
今回の新型コロナはそれに該当しません」(住友生命)
どの保険会社も、ホテルや船は「ダメ」という答えだ。
仮定の話ではあるが、どうせ隔離されるなら病院の方がよいことになる・・(略)・・》
何かと無知なことが多い私は、今回の記事より多々教示されたりした、
特に《・・感染者は、強制力をもって検査、隔離されることになるが、
公費負担の新感染症と違い、新型肺炎に関しては、病院代がタダになるというわけではない。
指定感染症は、都道府県から助成金が出るものの、
東京都の場合は世帯所得に応じて、最大2万円が自己負担になる。
保健所に「申請書」、「入院勧告等通知の写し」、「世帯員の所得証明書」を持参して、
手続きをしなくてはいけない。・》
そして私はお気の毒となったのは、
「新型肺炎も1日からの入院で保険金が支払われますが、
あくまで健康保険対象の医療機関に入院した場合です。
ホテルや警察学校では保険金は下りません」(都民共済)
「地震などの災害時に、医療機関が機能していないといった際は、特例が認められますが、
今回の新型コロナはそれに該当しません」(住友生命)
どの保険会社も、ホテルや船は「ダメ」という答えだ。
仮定の話ではあるが、どうせ隔離されるなら病院の方がよいことになる。・・》
今回の新型コロナウイルスに関しては、世界保健機関(WHO)に於いては、
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当する旨の宣言が出され、国際的な脅威となっています。
国内における感染の拡大や感染の様式についても、新たな局面に移っていくことが想定される、
と学んだりしてきたので、緊急の場合でも・・おかしな格差があるよなぁ・・と無力な私は微苦笑してしまった。